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Would, Could, Canをマスターするコツとは?

どうも、いちあるです。

本日は「wloud you」「can you」「could you」から始まる疑問文について解説をしていきます。

皆さんもなんとなくその違いは分かるのではないでしょうか?私の場合、「○○をしていただけますか?」といったシーンで多く耳にしたり、私自身も使ったりをしています。

もちろん、その違いもなんとなくは理解しているのですが、まだまだ深いところではないので、今日はその3者の違いを徹底的に解説をしていきたいと思います。

読み終えるころには、皆さんの頭もすっきりしているはずです。

何かを依頼するときの「Can you」

「Can you」は何かを依頼するときに、よく使われるよね。では実際の使われ方について説明していくよ!

何かを人にお願いをするとき、「○○できますか?」と日本語では言いますよね。そのような表現が、「can you」にはあります。

ただし、すこしカジュアルさがありますので、使うシーンとしてはよく知っている同僚や友人の間で使うことをお勧めします。

  • Can you lend me your pen for a moment?
    (ちょっとだけペンを貸してくれる?)
  • Can you pick up some milk on your way home?
    (帰り道に牛乳を買ってきてくれる?)
  • Can you help me carry these boxes upstairs?
    (これらの箱を階段に運ぶのを手伝ってくれる?)

やはり、「can」を使って表現しますので、「できる?できない?」というニュアンスが強くなります。

「Can you」より丁寧な依頼「Could you」

いちある
いちある
「Could you」はより丁寧な表現で使われるよ。上司とか初めて会う人でも使える表現なんだ!

「could you」は「can you」と同じ意味合いでありながら、よりフォーマルな場面で使われます。

例えば、取引先の方たちとの会話や、会社の上司や社長などに対しても使える表現です。

また、友人同士でも全く使われないかというとそういうわけではなく、相手に対して丁寧に依頼をする場面で使われます。

  • Could you please provide us with a detailed report by tomorrow morning?
    (明日の朝までに詳細なレポートを提出していただけますか?)
  • Could you assist me in arranging a meeting with the executives?
    (幹部との会議の手配をお手伝いいただけますか?)
  • Could you kindly inform the team about the changes in the schedule?
    (スケジュールの変更についてチームにお知らせいただけますか?)

「can you」「could you」の代わりに、

「do you think you could ~」とう表現も同じ依頼の意味になります。

併せてこちらも覚えておくとよいかもしれません。

  • Do you think you could help me move this heavy table?
    (この重いテーブルを移動する手伝いをしていただけると思いますか?)
  • Do you think you could lend me your car for the weekend?
    (週末にあなたの車を貸していただけると思いますか?)
  • Do you think you could finish this project by the end of the day?
    (今日の終わりまでにこのプロジェクトを完成させることができると思いますか?)

「Would you」は相手の意思を聞く

はなちゃん
はなちゃん
「Would you」はどういうときに使うの?たしか「would」は「will」の過去形だよね??

「Would」も何かを人に依頼するときに使われますが、意味合いが少し異なります。

「would」は何の過去形かというと「will」の過去形でしたよね。「will」は未来を表す表現以外に何かをする「意思」を表しています。

つまり、何かをするつもりがあるかどうかですね。つまり、「would you」とは、何かをしてくれる意思があるのかどうなのかを聞いている点で、「can you」や「could you」とは異なります。

  • Would you like a cup of tea?
    (お茶をいかがですか?)
  • Would you be able to help me with this project?
    (このプロジェクトの手伝いをしていただけますか?)
  • Would you kindly provide me with your contact information?
    (連絡先を教えていただけますか?)

「Would you」はより丁寧な表現のため、フォーマルな場面で多用されます。

対して、「will you」はカジュアルな場面でも使われますが、こちらは少し命令口調に違い表現(クレームを言っているような)に聞こえてしまう場合もあるようなので注意が必要です。

また、何らかの依頼をする場合最もへりくだった(丁寧な)言い方として、「Do you mind」や「Would you mind」という表現があります。

丁寧さでいえば、かなり丁寧な依頼であるといえます。

  • Would you mind closing the window?
    (窓を閉めていただけますか?)
  • Would you mind turning off the lights when you leave?
    (出るときに電気を消していただけますか?)
  • Would you mind keeping your voice down? I’m trying to concentrate.
    (声を小さくしていただけますか?集中しているんです。)

許可を求める「Can」「could」+ I

CanやCouldのあとに「you」が続くと「依頼」表現になりますが、「I」の場合は、相手に許可を求める表現になります。

また、この場合は「May」を使っても表現することが可能です。

表はスライドできます>>>
表現イメージ英文和訳
May Iより丁寧。格式張っている。お客様に対してつかう。May I have your name?お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか?
Could I丁寧な表現。ビジネスでも日常会話でも使える。Could I have a piece of cake, please?ケーキを一つもらってもいいですか?
Can I日常会話でより多く使われる。Can I use your phone?あなたの電話を使ってもいい?

何かを提案をする「can I」

いちある
いちある
「Can I」は何かを提案するときにも使われるよ!

「Can I」は一般的に依頼や許可を求める際に使われますが、実は提案をする際にも使われることがあります。

例えば以下のような感じです。

  • Can I help you?
    (手伝いましょうか?)
  • Can I get you some coffee?
    (コーヒーをお持ちしましょうか?)

また、何かを提案する場合は、「Would you like」という表現を使うこともよくありますので合わせて覚えておくとよいでしょう。

  • Would you like to watch a movie tonight?
    (今夜、映画を見ませんか?)
  • Would you like to have a cup of coffee with me?
    (一緒にコーヒーを飲みませんか?)

まとめ

お疲れさまでした。

本日のまとめです。

依頼の「can」「could」「would」



表はスライドできます>>>
表現序列(順位上のほうがより丁寧)イメージ英文和訳
Would you mindもしよろしければ…Would you mind closing the window?もしよろしければ、窓を閉めていただけますか?
Would you2していただけますか?Would you like to help me with this project?このプロジェクトを手伝っていただけますか?
Could you3できますか?Could you please pass me the salt?塩を取っていただけますか?
Can you4できる?Can you pick me up from the airport?空港まで迎えに来れる?

許可や提案の「Can I」「Could I」

  • CanやCouldのあとに「I」の場合は、相手に許可を求める表現になる。
  • 「Can I」は一般的に依頼や許可を求める際に使われますが、実は提案をする際にも使われることがある。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!

ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。