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【海外ニュース】最強の電気自動車??航続可能距離は520マイル

どうもいちあるです。

今日は海外ネタです。

電気自動車と言ったらどんな自動車メーカを思い浮かべるでしょうか?

国内であれば日産のリーフでしょうか?海外であればテスラでしょうか?

いやいや…

実は最近アメリカのとんでもないベンチャー企業が最強の電気自動車を開発したことは知っていますか?

今日はそんな最強の電気自動車についてお話をしていこうと思います。お付き合いをよろしくお願いいたします。

【海外ニュース】最強の電気自動車??航続可能距離は520マイル

Lucid Air can go 520 miles per charge

アメリカ合衆国の自動車雑誌「モータトレンド」が過去一年で最も優秀であった自動車に贈るカーオブザイヤーの称号を、Lucid社のAirに与えたそうです。

ちなみにLucidはルシードと読みます

実はLucid motorsは2008年に、EVのバッテリーシステムの開発する会社としてスタートしました。今は、その流れでEVの開発も手がけるようになりました。

いわゆるベンチャー企業というやつでしょうか。

しかも、今回カーオブザイヤーに輝いた「Air」という電気自動車は、何とLucidが初めて開発したスタートアップビークルとのことで、スタートアップビークルがカーオブザイヤーに輝いたのは初の快挙とのことでした。

しかも、驚くことなかれそのスペックは半端じゃありません!!

  • 一回の充電で520マイル(約830km)の走行が可能
  • 1,111馬力の化け物

国内外の電気自動車を凌駕するこのインパクト…とてつもない。

克服したのは航続可能距離だけではない

説明したように、一回の充電走れる走行距離は世界一位です。テスラを抜いていますね。

しかも、こんなに走れるにもかかわらずめちゃくちゃ速い。

Airにはいくつかグレードがあるんですが、ハイパフォーマンスモデルは(約)100km/hまでの加速が2.5秒とのことです。ブガッティーのヴェイロンなみですね…

なお、お値段ですが一番高いAir Dream Edition は$169,000(だいたい19,000,000円くらい)で、お手頃なentry levelであるAir Pure は$77,400(だいたい8,800,000円)ほどだそうです。

Airの構造とは

ドライブユニットをより小さく

角型の同線を使うことによって、極めて密度の高いステータを導入することができ、加えてモータの中心を回転する「ロータ」という部品、ここで使われる永久磁石を最小限にすることで配置性を向上させたとのことです。

Lucidはこれによって、同じユニット搭載するテスラのModel3と比較し約20%の磁気トルクを向上することができたようです。

これらの技術によりModel3のりもより30%小さなパッケージで、より多くの電力を生み出すことを可能としました。

ステータの構造

モータの内部にあるステータを知っていますか?

モータを効率よくかつパワフルに動かすためには、このステータに銅線をどれだけがっちりと内部に巻き付けるかが重要となってきます。

そのためには丸型の銅線より、角型の銅線を使用したほうが良いのですが、効率的なデザインを確保するためには、100個ほどのハンダを無数の”haripin”に接続しなければならないらしく、結構大変だとか…

ただ、Lucidはその銅線の織り方を工夫し、織り込まれた銅線をステータに押し込むことによって、モータの3相コイルにハンダづけをする24本だけを残す技術を考案したようです。

効率的なオイル冷却システム

なんと、モータの中に冷却システムが組み込まれているようでモータの熱を効率よく除去してくれているとのこと、モータ内部の温度センサは必要とせず、油温モニタリングと、コンピュータによるモデリングで温度センサの役割を担っているようです。

Lucidは、ステータに組み込まれた技術と、冷却システムで8つの特許を取得しています。

高電圧バッテリの革新的な設計

Lucidのバッテリーパックは、円筒型のバッテリーを使っているようですね。

そこはテスラと同じそうなのですが、クーリングシステムが異なりバッテリパックを下側から冷却し、熱を軸方向に放射して逃がしているとのこと(テスラは横方向から冷却しているそうです)。

また、バッテリを格納するケースは射出成型で作られ、バスバー(バッテリのモジュールを接続する銅板)を格納、バスバー自体もすべて同じものを使用しているそうです。

一方テスラは17の異なるタイプのバスバーを使用しているとのこと。

Wonderful Wunderbox

フロントパワーユニット背面には、パワーコントローラがあり、内部的にはWunderBOXと呼ばれてるそうです。

おそらく、車載の充電器のようですが400Vの電圧を昇圧して、900Vまで昇圧しているようですね。

900V…むちゃくちゃな高電圧ですね…(国内の電気自動車のバッテリはー400V程度です)。

また、このWunderBoxは、DCDCコンバータとしても機能していて、900Vの電圧を400Vに変換し、キャビンやバッテリーをコンディショニングするためのオンボードヒータを作動させるために利用しているそうです。

また、他の電気自動車のためにバディーチャージをすることができるようです(電欠したときにAreが充電器になるということでしょうか…)。

おまけに、WounderBoxは事故などで衝突をした際の、衝撃を吸収してくれる役目もあるとのことです。

まとめ

何というか…、工業製品のため翻訳が難しいです。すみません。

ただ、Lucidがとてつもない自動車メーカだという事はわかっていただけたかと思います。

やはり、電気自動車はベンチャー企業が強いという印象を本当に感じさせる記事でした。

従来の自動車メーカも、自動車に関してはかなりのノウハウを持っていますが、自動車業界は内燃機関から電動化へシフトする大変革期を迎えています。

これからも今までのノウハウでは想像もつかないような、いいアイデアが老舗よりもずっと若い企業から出てくるのではないでしょうか。

これらももっとワクワクするような技術がでてくる予感がしますね!

それでは今日はこの辺で!!

参考記事:MOTORTREND

 

 

 

ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。