どうも、いちあるです!
今日は私的にはあまり好きではない項目、「発音」について少しお話ししたいと思います。
なぜ好きではないかというと「発音記号」がわけがわからないから!
ただそれでも、発音の練習はとても重要だと思うので今日は力を振り絞って記事を書いていこうと思います。
【英語初心者】発音は重要ではない??
はじめにいっておくと、発音が悪いと会話が成り立ちません。
筆者が英会話スクールに通っていたとき、筆者よりも英語が堪能な生徒さんがいました。
ただその生徒さん…メチャクチャ発音がよくなくていざ会話となると何を言っているのかさっぱり。
「やはり外国語はコミニュケーションの道具ですから相手に伝わらないと意味ないな」と心底痛感しました。
英語の母音は22個
日本語の母音は「あ・い・う・え・お」の5つだけですが、英語の母音は22個もあります。
「22個も母音なんてあるんだ!?」なんて、びっくりじゃないですか?
私たちは「あ・い・う・え・お」しか知らない世界で育ったわけですから、22個の母音を聴き取れなくても当然ですね…
とにかく練習して、聴きなれる・話なれる…そうすれば、リスニング力もスピーキング力も強化できると信じています。
今日はとりあえず、この「母音」について勉強していきたいと思います。
英語初心者 英語の発音(母音偏)
æ
- bat、hat、catなど
aとeが合体したような記号ですね…、見た通り発音は「ア」と「エ」のどちらともいえない音を出します。
何となくですが、口は「エ」の形をしながら「ア」を言うような感じで発音しています。
ʌ
- cup、hut、cut、upなど
強く短く「ア」を発音します。æよりも、より「ア」に近いです。
強く歯切れよく「アッ!」と発音しましょう。
ɚ
- your、pure、doctor、hourなど
舌をもち上げて巻く感じです。このとき、注意するべきことは舌の先端は歯の裏や上あごに触れてはいけません。丸めて宙ぶらりんで発音してください。
発音は短めに「アー」というようなイメージです。
「r」を発音するときに使います。
ɚ:
- bird,early,firstなど
「ɚ」の発音とほとんど同じです。「:」は「発音を伸ばす」を意味しています。
舌をもち上げて「アー」、「ウー」とうなる感じですね。筆者は英会話教室などで発音の仕方が悪いと注意を受けました…
上手く発音ができると「あ…、英語しゃべっている!」って感じになる発音です。
ai
- idea,tie ,coinなど
「あ」・「い」と発音しません。2重母音にだけ使われますが、あくまでも「ai」という1つの音としてとらえてください。「あぃ」といったように大きな「あ」に小さな「ぃ」が連続して1つの音を作り出す…そんなイメージです。
[ai]以外の2重母音
- [ei」…エィ
- [ɔi]…オィ
- [au]…アゥ
- [ou]…オゥ
2重母音の場合、2つ目の小さな発音は余韻程度で発音しますが、逆を言えば余韻はしっかりと残して発音をしてください。
例えば「note」は[ou]の発音ですが、「ノオト」とは発音しません。
「ノオゥト」と小さい「ゥ」を響かせるようにしましょう。
i
- fit、sit、knitなど
「イ」と「エ」のちょうど間くらいの音です。短く発音しましょう。
i:
- neat、meet、believeなど
首元にスジを入れるつもりで、唇を横に引っ張るイメージで「イー」と伸ばします。
「:」がついていますので、「イー」と伸ばします。
u
- book、pull、lookなど
口を尖らせて、「ウ」と発音します。
日本語で「ウ」を発音するよりも少し緩めに口を尖らせます。
u:
- fool、loose、poolなど
口を尖らせて、「ウ」を発音しますが、口を「キュッ」っと強めにすぼませ、「ウー」といいましょう。発音の最後は伸ばします。
e
- met、bet、setなど
「イ」と「エ」の中間音ですが、[i]の発音よりも「エ」の割合が強いです。口を少し開き「エ(イ)」と発音しましょう。
ɔ:
- law、saw、warなど
【英語初心者】発音を伸ばすにはとにかく「音まね」
発音の練習はとても退屈ですよね?
上記にも上げたような発音記号を覚えることに意味があるのか…なんて思ってしまったりします。
筆者もすくなからずそのように思っていました。
しかし、少しずつ音をネイティブに近づけるための訓練が英語を上達させるための近道になるとしたらどうですか?
これは筆者の経験なのですが、「音まね」を繰り返すことでわからなかった文法が理解できるようになったり、退屈だったリーディングが面白いように頭に入ってきたり…と「音まね」が筆者自身の英語上達の後押しをしてくれました。
「発音の練習」なんて堅苦しいものである必要はないです、「音まね」といったように遊び感覚で一日10分の練習がきっと身を結ぶ日がやってきます。
最初は目でみて理解、最後は耳で理解する
筆者が英語のリスニングをしていて難しいなと思ったことは、実際に目で見た英単語と実際に聞こえてくる音がまったく違っていたという事でした。
例えば、「~していいですか?」の質問に対して「いいですよ!」という意味でつかわれる「Not at all」、何度聞いても「ノッラロー」にしか聞こえませんでした。
「Not at all」を、どんなに口を速く回してネイティブっぽく発音しようとしても「ノッラロー」には全くならない。
初心者のころは、こういった発音にで出会ってはいつも立ち止まって無駄な時間を費やしていました。
しかし、途中で気が付いたんです。
そもそもネイティブは「Not at all」を「ノットアットオール」とは発音していない、「ノッラロー」と言っているのだ!
ということに。
ここに英語の発音の難しさがあるんだと思うのですが、そもそも音が変化する英語の代表選手みない単語(音)があって、そのような音が連結するとまったく別もののように聞こえてくるんです。
というより、そもそも言っていないんです。
だから、目で見て発音を考えるより「音まね」が重要なんです。
ただ、よりネイティブにも通じるようにするために実践していただきたいことは前提として「正しい発音を知る」という事です。
前述した、発音記号で正しい発音を理解したうえで「音の連結」の発音を理解するとより聞けるし、話せるようになります。
英語初心者 英語の発音(母音偏)のまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今日は、英語の発音として「母音」についてお話をしていきました。
なんでもそうですが、退屈なものをいかに楽しくできるかといった発想の転換が勉強を継続するための重要な要素だと思います。
一見、退屈そう…、時間の無駄…なんて思えそうな発音の練習ですが「音まね」をしたり、「この単語ってこんな発音だったんだ!」。
そんな発見を少しずつ開拓しながら、リスニングやリーディングをしてみるのもいいかもしれませんね!
次回は子音編を書いていけたらと思いますので、お楽しみに!
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