おはようございます。
いちあるです。
本日は表記テーマで、少し話を進めていきたいと思います。
ご存じの方もいると思いますが、実は私は1年半ほど前に転職をしました。
転職をした年齢は40歳手前。世にいう転職適齢期はとうに過ぎており、かなり難しいと思われる年齢です。
転職経験もなく、初めての転職でしたが結局のところ1か月半という短い転職期間で満足のいく転職活動を終えることができました。
ちなみに現在いる会社ですが。
- 前職より給与が年間100万ほどアップ
- 土日休みになり、家族との時間が増えた
- 年間休日が15日ほど増えた
- 自分の趣味(英語)を生かせる仕事
言っておきますが、前の会社はブラックであったわけではありません。
今日は転職のノウハウではありませんが、「転職がぐっと楽になる初めの一歩」というテーマでお送りしていきたいと思います。
転職をする前の自分は?
私の話を少ししたいと思います。
転職活動を始める前の自分は、正直をいうと毎日の単調にこなす仕事に正直飽き飽きしておりました。
先にも書きましたが、ブラックであったわけではありませんし、充実してなかったわけでもありませんでした。
ただ、15年以上勤めると日々の仕事がマンネリ化してしまい、「このまま人生終わるのか…」と思っておりました。
おそらく長く勤めれば勤めた分だけ同じように思われる方も多いのではないでしょうか??
そのとき、転職について考えることもありましたが、私が常に考えていた「転職」のイメージは以下です…
「絶対に俺には無理!!」
はい…。もう40歳近かったですし、どんな本を読んでも、インターネットで検索しても35歳を超えると転職は難しくなるとの文字。
なので、日々足踏みしながら、心の片隅ではあきらめきれない自分がいて…「いつかは転職したい…」と呪文のように毎日思っていました。
この「いつかは転職したい…、でも無理だよな…」この心こ葛藤がとにかく自分にとってはストレスでした。
転職に対する考え方
スキルアップのための転職、給与アップのための転職など転職の理由は様々ですが、終身雇用が保証されていた昔と違い、「やむを得ず転職をする」ばかりが転職の理由とはなりません。
転職に対する今と昔の考え方の違いってどのような違いがあるのかを少し考えてみました。
安定化された終身雇用
過去の時代では、安定した職場に就くことや終身雇用が重視されていました。一度入った会社で一生を過ごすことが一般的でしたし…転職はあまり好ましくないとされていたかもしれません。
現代では、ご存じのとおり、終身雇用は保証されておりません。(特に日本)経済の不安定さも心配です。安定性というよりもキャリアの成長や個人の幸福が重視されるようになったんではないでしょうか。転職は自分の成長やキャリアの機会を求める手段として変化しています。
キャリアの価値観の変化
過去の時代では、同じ職場で一貫したキャリアパスを歩むことが一般的であり、異なる業種や職種への転職は珍しいとされていました。「入社した会社には恩義がある!骨をうずめる覚悟で働くんだぞ!!」そんなことも珍しくなかったのかもしれませんね…
現代では、異なる業界や職種への転職もある程度一般化されたように思います。新しい技術の進歩やグローバル化により、異なる経験やスキルを持つことがキャリアの豊かさにつながると認識されています。
情報の入手手段の容易性
昔は、求人情報や企業の情報は主に新聞や口コミ、人脈を通じて得られることが一般的でした。そもそも、転職先を見つけることや情報収集が比較的困難でした。
インターネットや専門の求人サイト、さらにはSNSなどにより、求人情報や企業の情報を手軽に入手もEasyとなりました。昔に比べると今は、ある程度リスクを管理しながら、自己のキャリアを選択することが可能になったといえるでしょう。
安全を求める人が9割
確かに過去の時代と比較すると、転職はしやすい環境となったといえます。
それでも、一歩踏み出す勇気がない…。たくさんの不安はつきものですよね…。
- 自分の市場価値はどうなのか
- 家族を養っていけるのか
- 次の会社で認められることができるのか
- 結局のところスキルアップできなかったらどうしよう
と、私もとにかく不安でまったく動けませんでした。
事実、私の全職場でも転職に挑戦する人は「約1割」、そのほとんどがストレスや人間関係に苦しむ「やむを得ず」の転職でした。
そもそも、キャリアアップやスキルアップのための転職なんて「リスク」があるから、そんなチャレンジはできない。
それが、ほとんどの人が転職に踏み出せない理由になっているのだと思います。
チャレンジするにはその前提に「安全」が必要だからです。
私を含めて、そのほとんどの人が「安全」がなければ新しい行動をとることができない。誰もが、行動力がある行動をとることができるわけではありません。
リスクを取らずに転職活動をする方法
まったくのリスクを取らず、転職活動をする方法。
正直言うとそんな方法はよっぽどのスキルがある人でない限りないと私は思います。
新しい職場の人間関係、残業の大小、自分に降りかかる仕事の内容、こういったものは新しい会社に入社しなければわかりません。
でも、よくよく考えてください。
今の会社のままでいると、ずっと転職のことが頭から離れず、「でも自分には無理…」→ それでも、転職をいつかしたい。
といったように未知の敵「転職」との闘いを永遠と繰り返す羽目になります。
「転職をしたことがない」、その経験こそが今の時代一番大きなリスクとなる可能性があります。
決して一つの会社に居続けることが悪いと言っているわけではありませんが、「選択肢を持てない」ことがストレスの原因となり、あなたの人生を難しくしているのです。
では、どうすればいいか…。簡単です。
とにかく行動をしてみる。
です。
何も、リスクをとる行動を起こす必要はありません。まず、未知の敵「転職」を知ることから始めればぐっと「転職」に対するハードルは下がると私は思います。
具体的に何をするか
それでは、実際にどんなことをすればよいのかですが、それは主に…
- 情報収集と計画を立てる
- スキルや経験の向上
- ネットワークを作る
- 戦略的に転職先の企業の調査をする
とはいっても、すぐには難しいものもありますし、ここでは私が一番お勧めする方法をお伝えいたします。
それは「情報収集と計画を立てる」です。
具体的には、ご自身のスキルの洗い出し、そして転職市場や求人情報を調査し、適切なポジションや企業を見つけるために時間をかけます。
では、どのようにしてそれらをやるのかですが、これは断言して言えますが「転職エージェントに相談をする」こと、これこそが一番の近道だと私は思います。
もちろん、彼らもサラリーマンですしノルマもあるでしょうから、とにかく相談者と企業をマッチングさせようと必死になるでしょうし、中には詐欺に近い人エージェントもあるかもしれません(私はあったことがありませんが…)。
少なからず、私が転職をしたときは、4社ほどのエージェントに登録し、いろいろと相談にのっていただきましたが、みなさま素晴らしい方々で、不満はいっさいありませんでした。
ここでは「どのエージェントが良い・悪い」の紹介はするつもりはありませんが、一つだけ言いたいことがあります。それは、
近い将来転職するつもりがなくてもエージェントとキャリアの相談を定期的に行う
ことです。
自分のキャリアの洗い出しと、「転職」というものを知ることで、一気に転職に対する不安感は下がるはずです。
私も正直をいうと、転職活動を始めるまでは転職エージェントと話したことは一度もありませんでした。
会社にばれるとか、エージェントと話すと転職しなければならないとか…。そんな先入観を持っていたんですよね…。
でも、心配する必要はありません。まったく、そんなことはありませんし、むしろチャンスしかないといっても過言ではないと思います。
もちろん、転職先の紹介などもされることもあると思いますが、断ればいいだけの話です。エージェントさんは嫌な顔すらしません。
もし、「いいな」と思う企業があれば、受けてみてもいいと思います。
もし仮に受けて受かったとしても、「内定受諾」をするまでは基本的に自由に断れます(エージェントさんが企業との間に入ってくれるので、エージェントさんがすべてやってくれます)。
もし、転職が高いハードルであると考えているのであれば、まず一度転職エージェントに登録をして話をしてみるべきです。
転職できるかできないか、満足のいく結果になるか否かはそのあとに考えればいいんです。
最後に
私も、「なんでもっと早く転職活動しなかったんだろう…」と転職してから考えなおしました。
転職をして得たものといえば「転職のことを考えなくてよくなった」、「選択肢が増えた」ということです。
現職は今のところ不満はありませんが、嫌になればやめればいいんです。
そう考えられるようになって、ぐっと気持ちが軽くなって仕事に行くのも、続けるのも苦ではなくなりました。
「転職」がどんなものか、私はもう知っています。
本記事を読まれている方の中で、もし「転職」が怖くて動けないのであれば、まず一歩踏み出すところから始めてみてください。
きっとそんなに難しいものではないと気が付いていただけると信じております。
それでは今日はこの辺で!!