どうもいちあるです。
体調不良で一日寝込んでいたあとの記事の執筆です。
体調不良は仕事も趣味もはかどらないので、皆さんも注意してくださいね!
さて、本日は「in case」の使い方について解説をしていきます。
私はよく、会話の中で「in case of」を多用することが多くありますが、そのあたりも併せて解説ができたらと思います。
それではいってみましょう。
「in case」:○○の場合に
そう、「in case」は未来起きうることを想定しつつ、その場合に備えて○○をするときに使われます。
一つの行動と、その行動の裏付けとなる理由や根拠を「in case」でつなげているイメージです。
私は○○という行動をします。in case、△△という理由や根拠があるからです。
また、イメージがわかないと思うので少し例文に触れながら考えてみましょう。
- I’d better write down note in case my boss ask me.
(上司にたずねられたときのために(答えられるように)、メモを取っておいたほうがいいな)
- I will remind them about the meeting in case they have forgotten.
(彼らが忘れているだろうから、ミーティングのリマインドをしておこう)
注目すべきは、「未来」へのための行動を「今」するといったイメージがわきやすいですかね。
つまり上の例でいうと、
- my boss ask me(上司がたずねてくる未来のために)→(未来に起こりうること)
- they have forgotten(彼らは忘れているかもしれない、その場合の未来のために)→(未来に起こりうること)
つまり、「in case」によって「未来起こりうること」を表現しているわけですね。
「in case」のあとの文では未来形の「will」は使えない
少しややこしくしてしまうかもしれませんが、この「in case」は「時や条件を表す副詞節」を構成します。
英語学習者であれば一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、「時や条件を表す副詞節」では未来のことも現在形で表します。
つまり、以下のような使い方はNGです。
I will write down my password in case I will forget.
なぜ、使えないかについて簡単に解説をしておきます。
上記の悪い例を例にとりますが、「副詞節(in case以下の文)」が、その前の節を修飾しています。
つまり、
「パスワードを書いておこう」という文を「忘れたときのために」が修飾しているということになります。
例えば、
I will write down my password in case I will forget.
とした場合、「パスワードを書いておこう」とする「未来」のことに対して、さらに「未来忘れた場合に」と、主節が未来に関することを表現しているにもかかわらず、さらに副詞節も未来のことを表現しています。
副詞節は主節を修飾していますから、主節が未来のことなら、おのずと副詞節も未来のこととなるわけです。
ようは、「主節が未来を表現しているんだから、わざわざ副詞で未来形を使わなくてもいいよね!!」というような理解でよいと思います。
in case のあとの節では「will」は使えない
「in case」 と 「if」 の違い
「in case」と「if」似たような表現ですが、実は使い方は異なります。
「in case」の例 | 「if」の例 |
I will give you my phone number in case you need to contact me. | You can call me on this number if you need to contact me. |
I will bring an umbrella in case it rains. | I will use the umbrella if it rains. |
You should insure your bike in case it is stolen. | You should inform the police if your bike is stolen. |
一番下の例でみてみましょう。
「in case」の場合
- バイクが盗まれた場合に備えて、保険に入るべきだよ
「if」の場合
- もしバイクが盗まれたら警察に連絡しないとだね
表現の違いをなんとなく理解していただけたでしょうか?
- 「if」は出来事が起きるか起きないかはわからないが、もし起きたら起きたあとに行動する。
- 「in case」は出来事が起きるか起きないかはわからないが、起きる前に事前に行動をする
- 「if」は出来事が起きたあとの行動
- 「in case」は事前の備えの行動
いろんな形の「in case」
just in case
「in case」の場合は、○○に備えてという形をとるので、そのあとに続く語句がありましたが、「just in case」は何に備えているのかはっきりしないときなどにも使われます。
わたし個人的には便利な語句であると感じてます。
It might not rain, but I will take an umbrella just in case.
といったように、最後に付け加える形で使うことができます。
また、以下のようなつかわれかたもします。
- Aさん:Why do you take an umbrella? I don’t think It will rain.
- Bさん:Just in case!
Bさんの「just in case」には「ま、念のためにね!」という意味がこもっております。
非常に便利ですね!
「just in case」は将来発生する可能性が、「in case」より若干低いときにもつかわれるようです。
in case of
「in case of」は「○○にそなえて」というよりは「○○の場合は」といった意味が強いです。
また、あとに続く語句は名詞となります。
- Please call me in case of emergency.
- To be postponed in case of rain
まとめ
お疲れさまでした。
本日のまとめです。
本日は、「in case」の使い方について説明をいたしました。
それではまた!
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