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条件付きの鍵を握る: unless、as long as、providedの違いを知って効果的にコミュニケーションを取る

どうもいちあるです。

本日は、条件を担う単語「unless」「as long as」「provided(that)」を用いた文の紹介をしていきます。

みなさんも、会話の中でなんとなく取り入れていると思われるこれらの単語ですが、本当にその違いを理解していますか?

意味や違いを理解したうえで、自然に使うことができたらかっこいいですよね!

この記事を最後まで読んでいただければ、「unless」「as long as」「provided(that)」の違いがすっきりしているはず。

明日からあなたの英会話も格段と、レベルアップしていると思います。

それでは見ていきましょう。

「unless」=「except if」

はなちゃん
はなちゃん
「unless」って「○○しない限りは…」というような表現があるよね?いまいち、使い方のイメージがわかないんですが、「unless」に近い表現って他になにがありますか?

「unless」は条件を表す接続詞で、否定的な条件を表します。具体的には、ある条件が成立しない場合に限り、別の行動や事柄が起こるというニュアンスをもっています。

例えば、

  • You will not pass the exam unless you try a harder.
    (もっと努力しない限り、試験には受かりませんよ)

 

このような使い方が一般的ですね。

この「unless」に近い言葉として「except if」という接続詞があります。こちらも、「もし〜でなければ」という意味で、条件を表す表現です。

 

  • Unless you finish your homework, you can’t go out to play.
    (あなたが宿題を終えない限り、外で遊ぶことはできません。)
  • I’ll be at the party tonight unless something urgent comes up at work.
    (仕事で緊急の事態が起きない限り、今夜はパーティーに出席します。)

 

  • You can use my laptop, except ifI need it for an urgent project.
    (私のラップトップを使ってもいいですよ、緊急のプロジェクトで必要になる場合を除いては。)
  • We’ll leave for the concert at 7 PM, except if traffic is unusually heavy.
    (交通が異常に混んでいない限り、午後7時にコンサートへ出発します。)

 

「unless」≠「if」

「unless」と「if」は条件を扱う接続詞であるという点で同じですが、実は大きな違いがあります。

それは「unless」が否定的な条件を扱うのに対し、「if」は肯定的な条件を扱うという点です。

少し難しい言い回しになってしまいましたが、「unless」の後の文には基本的に否定形は置かれません

2重の否定になってしまい、言い回しが複雑になってしまうからですね。

Unless you don’t have a car, it’s difficult to get there.

 

以下、「unless」の表現と「if」の表現の違いを比べてみましょう。

unless if
Unless you finish your homework, you can’t go out to play. If you won’t finish your homework, you can’t go out to play.
I’ll be at the party tonight unless something urgent comes up at work. I’ll be at the party tonight if something urgent won’t comes up at work

「if + 否定文」 = 「unless + 肯定文」

この点で、「if」と「unless」で使い方が異なります。

 

便利な「unless」の使い方

取説などの決まり文句になっている、「○○に記載のない限り」という表現を「unless」を用いて、表すことができます。
「Unless otherwise noted in the instruction manual」このように、「unless」+「otherwise」+「noted、stated、agreed、described」などのように用います。ほぼ、決まり文句ですね。

「as long as」=「if」

いちある
いちある
「as long as」は、「○○な限りは」という表現で訳されることがおおいよね!

「as long as」は「○○な限りは」という表現で訳されることが多いです。

例えば以下のように使われます。

  • You can go out to play as long as you finish your homework first.
    (宿題を先に終えれば(限りは)、外で遊んでも構いません。)
  • You can borrow my car as long as you promise to return it by tomorrow morning.
    (明日の朝までに返すと約束するなら(限りは)、私の車を貸しますよ。)

 

この「as long as」は意味合いとしては「if」と似たようなニュアンスがあるので、以下のように置き換えることもできます。

  • You can go out to play, if you finish your homework first.
    (宿題を先に終えれば、外で遊んでも構いません。)
  • You can borrow my car, if you promise to return it by tomorrow morning.
    (明日の朝までに返すと約束するなら、私の車を貸しますよ。)

 

「as long as」と「if」は似たニュアンスがあるため、お互い置き換えることが可能

 

「as long as」「as far as」の違い

両者とも○○の限りはと訳されることが多いですが、「as far as」は「○○の範囲では」という意味があります。「as long as」は「if」に近いニュアンスがあるため、使い分けには注意が必要です。
以下、「as far as」の例文です。

  •  As far as I know, the meeting is still scheduled for tomorrow.
    (私の知る限り(範囲)では、会議は明日も予定されています。)
  •  As far as I’m concerned, you can choose whatever restaurant you like for dinner.
    (私の考えでは、夕食のレストランはどこでも好きなところを選んで構いません。)

 

「provided」の使い方

「provided that」という形で、接続詞として使われることが多いです。

こちらも「もし○○ならば」というような条件を担う単語ですが、意味合いとしては「as long as」や「if」とほぼ同じであるとの考えてよいでしょう。

ただ、「なぜprovided(提供する)」が条件を担うニュアンスになるか?という点ですが、私なりに以下のような解釈で覚えるようにしています(一番覚えやすかった)。

「provided」 = 「提供された」ある条件 = 「前提条件」

つまり、「もし○○ならば」というよりは「○○」という前提条件という意味合いが強いという理解でいます。

例文を見ていきましょう。

  • You can borrow my car provided that you return it by 6 PM.
    (6時までに返してくれる前提条件で、私の車を借りても構いません。)
  • You may attend the party provided that you behave yourself.
    (あなたがちゃんと振る舞うという前提条件で、パーティーに出席しても構いません。)
  • You can use my laptop provided that you don’t spill anything on it.
    (何もこぼさないという前提条件で、私のノートパソコンを使っても構いません。)

いかがでしょうか、なんとなくイメージがつかめましたか?

この語句も自然に使えるようになるとかっこいいですね!ぜひ、みなさんも挑戦してください!

まとめ

お疲れさまでした。

それでは、本日のまとめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!

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ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。