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過去完了進行形のマスター:使い方と実例を理解する

どうもいちあるです。

今日は「過去完了進行形」です。

 

徐々に難易度が上がってきましたね…。すでに、現在完了進行形については勉強済みですが、それの「過去」バージョンですね。

 

もし、現在完了進行形の記事を読まれていない場合は以下のの記事を読んでいただき、理解をしたうえで戻ってきていただけるとさらに理解が進むと思います!

【効果的な英語学習法】 現在完了進行形を正しく使いこなす方法本日は、「現在完了進行形」について解説をしていきたいと思います。現在完了形より、一歩進んだ感じですが、考え方さえ理解してしまえばそこまで難しいものではありません。それでは行ってみましょう。...

 

過去完了進行形ですので、「過去やっていた経験でなおかつ今はやっていないこと」を説明する場合に使うのかな?と思います。

 

私の場合は18歳まで、ギターをやっていました(今はやっていません)が、「18歳までギターを弾いていました!」この表現を過去完了進行形で表していく、というイメージですね。

 

前置き長くなりましたが、本編に入っていきたいと思います。

 

過去完了進行形とは

この過去完了進行形、前置きでも少し触れましたが、過去の特定の時点よりも前に進行していた行動や状態を表すために使用されます。

 

つまりは、過去のある時点までに何かがすでに行われていたことを表現するのに役に立ちます。

 

過去の連続的な行動や状態を表現する:
ある行動や状態が過去の別の行動や状態の前に続いていたことを示すことで、とある行動や状態の連続性を強調します。

例: “I looked out of the window. It had been raining before.”

つい先ほどまで雨が降っていて、今はやんでいる状態を表現しています。

 

過去の原因と結果の関係を説明する:
過去の特定の時点より前に行われていたことが、後の出来事に影響を与えたことを説明します。

例: “I had been studying English for three years until I was 30. Thanks to that, I succeeded in changing jobs.”

今はやっているかわからないけれども、30歳になるまで、3年間英語の勉強をしていましたことを表現しています。

 

過去の期間を強調する:
あるアクションや状態が過去の特定の期間にわたって続いていたことを強調する場合などに使用します。

例: “She had been studying English for years before she became fluent.”

流ちょうに英語を話す前に、彼女は何年ものあいだ英語を勉強をしていたことを強調しています。

 

過去完了進行形の文書構造

過去完了進行形の文書構造は以下の通りです。

主語 + had + been + 動詞のing

 

現在完了進行形が「have + been + ing」であるのに対し、過去完了進行形は「have」ではなく「had」を使います。

 

現在完了進行形 過去完了進行形
I have been studying English for two hours. 私は2時間英語の勉強をしています。 I had been studying English for two hours before the phone rang. 電話が鳴る前、私は2時間英語の勉強をしていました。
She has been working at the company for five years. 彼女は5年間その会社で働いています。 She had been working at the company for five years when she decided to resign. 彼女は辞める決断をしたとき、その会社で5年間働いていました。
They have been waiting for the bus since morning. 彼らは朝からバスを待っています。 They had been waiting for the bus for an hour before it finally arrived. バスがついに到着する前、彼らは1時間バスを待っていました。

 

解説を加えていきますね。

上記は現在完了進行形と過去完了進行形の対比の表ですが、主に以下の違いがあります。

 

現在完了進行形 過去完了進行形
今も英語の勉強をし続けている 今は勉強はしていない
今も彼女はその会社に勤めている 彼女は今はその会社には勤めていない
彼女は今もなおバスを待っている 彼女はもうバスを待っていない

 

現在完了進行形は過去の出来事や経験が、現在まで影響を及ぼしている(もしくはその余韻がある)場合に使われますが、過去完了進行形はあくまでも過去の出来事で、過去の特定の時点より前に行われていたことを説明しています。

 

現在完了進行形については、以下のリンクを参考にしてください。

【効果的な英語学習法】 現在完了進行形を正しく使いこなす方法本日は、「現在完了進行形」について解説をしていきたいと思います。現在完了形より、一歩進んだ感じですが、考え方さえ理解してしまえばそこまで難しいものではありません。それでは行ってみましょう。...

 

過去完了進行形を使う場合の注意

一般的に、knowやhave、like、loveなどの動詞は過去完了進行形としては使われることがありません(これは現在進行形や現在完了進行形も同じ)。

I had been knowing him since yesterday.

知ること愛することにはある程度の期間が必要ですよね。
なので、これら動詞と-ing形は相性がよくないんですね。

 

例えば以下のような動詞は一般的には進行形になりません。

belong     fit    contain     consist    seem     like    know     believe     understand want     realise     suppose     remember     mean       prefer

 

※ これらは現在進行形や現在完了進行形も同じです。

【効果的な英語学習法】 現在完了進行形を正しく使いこなす方法本日は、「現在完了進行形」について解説をしていきたいと思います。現在完了形より、一歩進んだ感じですが、考え方さえ理解してしまえばそこまで難しいものではありません。それでは行ってみましょう。...

 

まとめ

大変お疲れさまでした。

本日のまとめです。

過去完了進行形と現在完了進行形の違い

現在完了進行形 過去完了進行形
主に現在の活動に関連して使用される 主に過去の活動に関連して使用される
“have/has been” + 動詞のing形 “had been” + 動詞のing形
例: “She has been waiting for hours.” 例: “She had been waiting for hours before the train finally arrived.”

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!

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ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。