- 文法学習をしたいが、どの文法書を選べばいいかわからない
- 自分に合った英文法書を探したい
- 英文法書を使ってどのように勉強したらいいかわからない
英文法は大切だけど…。あまりにも数が多すぎてどれを選べばよいのやら(トホホ…)。。。
英文法の参考書を選ぶのって、迷いませんか?
どの参考書がいいのかわからない
初心者向けの本ってどれ?
効率的に学べる本が欲しい!
選択肢が多すぎて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
中学レベルから大人向けまで難易度も様々で、結局どれがいいの!?みたいな状態になっていますよね。
私も数多くの英文法書を購入してきましたが、いつも購入するときは「結局何がいいの?」みたいな状態に陥っていました。
今日は、私が厳選した10冊の参考書を紹介し、それぞれの特長を詳しく解説します。是非、皆さんの英文法書選びの参考にして下さい!
おすすめの参考書を知ることで、迷うことなく学習をスタートでき、英語学習を一歩前進させる参考書選びをサポートします!
- 英文法書のおススメ10選
- 文法書選びのコツ
- 各文法書の比較
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。
初心者は「世界一わかりやすい英文法」、網羅して勉強したい人は「一億人の英文法」か「英文法ポラリス」
結論、初心者に向けて私がおすすめする英文法書は「世界一わかりやすい英文法」、とにかく英文法をしっかりと学びたい人は「一億人の英文法」か「英文法ポラリス」をおススメします。
文法書を選ぶ基礎となるのは、「文法のルールや概念がシンプルかつ明確に説明されていること」、「具体的な例文やケーススタディが多く含まれ、実践的な文法の使い方が学べる」ことがとても重要です。
私はとにかくわかりやすくかつ、実際の使い方や図解の多い英文法書が頭に定着しやすかったので、それらが豊富な上記3つの文法書をおススメとして紹介させていただきます。
とはいっても、世の中にはそれ以外でも非常に役に立つ文法書がたくさんあります。
大切なのは自身のレベルや、目的に合わせて選ぶこと。
自分の好きな英文法書を見つけて、何度も繰り返し読める、そんな一つを探しあててください!
次は、私のおすすめする英文法書10選について説明をいたします。
おすすめ英文法書10選の比較表
いずれの文法書参も、わかりやすい解説と豊富な実例が付いている文法書を挙げています。無理なくステップアップできるように、各特徴をまとめました。
商品リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク | リンク |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
説明のわかりやすさ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
練習問題の充実度 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
実例の多さ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
レベル別の構成 | 初級から中級 | 初級から中級 | 初級から中級 | 初級から中級 | 初級 | 初級から中級 | 中級から上級 | 初級から中級 | 初級から中級 | 初級から中級 |
視覚的なサポート | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ◎ |
最新の言語使用 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
音声教材の有無 | ✕ | ✕ | ✕ | ◎ | ✕ | ✕ | ✕ | ◎ | ◎ | ✕ |
文化的背景の説明 | ○ | ○ | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
初心者へのおすすめ度 | ||||||||||
コメント | 文法の説明が詳細で、初心者にも適している | 視覚的にわかりやすく、初心者にも理解しやすい | 大学入試対策に最適で、初心者にも対応 | 音声教材があり、聴覚学習に優れている | 基本的な文法をカバーしており、初心者に最適 | 高校レベルの文法が中心で、やや進んだ内容 | 詳細な文法説明があり、初心者にはやや難しい | 音声教材と連動した練習が豊富で実践的 ただし、文法というよりは英会話向け | TOEIC対策に最適で、音声教材が付属 | 視覚的にわかりやすく、初心者にも理解しやすい |
上記おススメ度は、◎の数や、✕の数で決定しているものではありませんので悪しからず。
世間で定評のある参考書を10個挙げてみましたが、文法書を選ぶにあたりどのような点について気を付ければよいか、まだ悩みどころでしょうか(まだ多いですよね…)。
英文法の参考書は図解の多いものがおススメ
ここでは、各文法書のメリット・デメリット、英文法書としての基本的な評価について少し細かめに説明をしていきます。
1. 一億人の英文法
知らずと知れた、文法書の王道。
全ての日本人が使える実践的な英語文法書で、会話で使える文法表現が豊富に収録されており、初心者から中級者まで幅広いレベルに対応しています。
なんといっても、具体例やイラストが多いので視覚的に理解しやすく、実用的な内容となっています。
ほぼコレ一つ持っていればほかの文法書はいらないかもしれません。
- メリット:
- 豊富な実例で実践的な文法知識を得られる。
- イラストを使った分かりやすい文法解説。
- 練習問題の数が少ない。
- 音声教材がない。
2. 大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[0 基礎レベル]
スタディサプリでおなじみの関正生先生が監修した英文法の参考書で、主に大学入試対策向けの参考書です。
もちろん、大学入試を目指していない方にもおすすめできます。
豊富な練習問題と詳細な解説を通じて、文法の基礎から応用までを網羅していますので、インプットとアウトプットをとにかく繰り返したい人は間違いなくポラリスがおすすめです。
実例や図解を用いてわかりやすく説明し、効率的に学習できる構成となっています。
レベル別に「0の基礎レベル」から「1 標準レベル」「2 応用レベル」「3 発展レベル」と4段階のレベル構造になっているので、自分のレベルに合わせた勉強法ができる点もいいですね!
- 大学入試対策に最適。
- 豊富な練習問題。
- 内容が難解な場合がある(レベルによって)。
- 音声教材がない。
3. カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業
こちらも、関正生先生が監修した英文法の参考書で、その特徴はとにかくイラストが多い点です。
そのため、視覚的に理解しやすい初心者向けの英語文法書となっています。
カラー図解やイラストを多用し、複雑な文法概念を超分かりやすく解説しています!
初心者にも親しみやすく、基礎から応用まで幅広くカバーする内容で、「なるほど!」を引き出してくれます。
英文法がつまらない…。なんて思っている人は、間違いなく英語学習を楽しく効果的に進められる一冊です!
- 視覚的にわかりやすい。
- 初心者にも理解しやすい。
- 練習問題が少ない。
- 中級者から上級者には物足りない。
4. 【CD・音声DL付】キク英文法
音声で効率的に学べる英語文法書です。
7週間で大学入試に必要な212の文法項目をマスターできる構成で、左ページに例文と重要単語、右ページに文法解説が配置されています。
音声教材を活用してリスニングとリピート練習ができ、理解を深めるための実践的なアプローチが特徴です。
もちろん豊富な内容になっていますが、私がとにかくおすすめしたい点は「音声学習ができる文法書」である点です。
通勤時間など車や電車の中など、日々忙しい社会人の方でもながら文法勉強が可能です。
スキマ時間をうまく活用したい人はキク英文法で間違いないです!
- 音声教材が付属しており、リスニング練習ができる。
- 簡潔でわかりやすい文法説明。
- 視覚的な補助が少ない。
- 説明が簡潔なため、初心者には向かない。
5. 大岩のいちばんはじめの英文法
タイトルの通り、英語学習初心者向けに基礎から学べる文法入門書です。
分かりやすい解説と豊富な例文を用いて、英語の基本的な文法事項を丁寧に説明しています!
高校生や英語の基礎を固めたい人に最適で、独学でも安心して学習を進められます。
学び直しでとくに英文法は苦手中の苦手…という人におすすめできる文法書です!
ただし、入門書と書いてある通り内容が超優しいので、ある程度のレベルに達した人には正直物足りなさを感じるかもしれません。
- 初心者向けでわかりやすい。
- 基本的な文法事項を網羅している。
- 視覚的な補助が少ない。
- すでに初級レベルを脱している人には物足りない。
6. 高校の英文法・語法が1冊でしっかりわかる本
高校レベルの英文法と語法を網羅した総合ガイドです。
豊富な実例と詳細な解説を通じて、文法の基礎から応用までをしっかりと理解できます。
行間やスペースが多く、いい意味で読みやすいという反面、若干内容に物足りなさを感じる人もいるかもしれません。
だからこそ、学び直しや初心者には最適な一冊となっています!
サクサクと読めてしまうので、受験対策や学校の授業の補助としても最適で、独学でも効果的に学習を進めることができます。
- 高校レベルの文法を網羅している。
- 実例を使った丁寧な説明
- 英文法を網羅していない
- 初心者には物足りない
7. 表現のための実践ロイヤル英文法
詳細な文法解説と豊富な実例が特徴の英語文法書です。
初級から上級まで幅広いレベルに対応しており、使える英語力を養うための内容が充実しています。
練習問題も豊富で、応用的な英語力を身につけたい人におすすめです。
若干、学術的な要素が強く、初心者にはやや不向きな点が難点。
勉強のための文法書感がぬぐえないのが少々残念なところ。
- 詳細な文法解説。
- 豊富な実例と練習問題。
- 初心者にはやや難解。
- 楽しく文法書を読みたい人には不向き。
8. どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
即時に使える英作文力を鍛えるためのトレーニング書です。
音声教材が付属しており、聴覚を使った学習が可能なため、スキマ時間を使ったながら勉強に最適!
短い日本語のフレーズを英語に変換する練習を通じて、瞬発的に英語を話す力を向上させます。
初心者から中級者まで、実践的な会話力を強化したい人に最適です。
かなり有名な本ですが、文法書というよりは英会話力を鍛えるため本といった感じです。
文法書の補助として英会話力を鍛えたい人は、こちらもおススメできます!
- 実践的な英作文練習ができる。
- 音声教材が付属。
- 文法の解説が少ない(そもそも文法書ではない…かも)。
- 視覚的な補助が少ない。
9. 【全英文音声・解説音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル
TOEIC対策に特化した英文法ドリルです。
初心者から中級者向けに、ゼロから効率的にスコアアップを目指せる内容が充実しています。
こちらも音声教材も付属しており、リスニング力も強化できます。
豊富な練習問題を通じて、短期間でTOEICスコアをアップさせることが可能です。
とにかくTOEICのスコアを伸ばしたい、けど英文法は苦手…、嫌い…。
そんな人におすすめできるドリル形式の文法書です。
- TOEIC対策に特化している。
- 音声教材が付属。
- TOEIC以外の試験には向かない。
- 視覚的な補助が少ない。
10. 英語の「なぜ」をもう一度考える 見える英文法
文法の根本的な「なぜ」を視覚的に解説する英文法書です。
詳細な説明と豊富な例文を使い、イラストを使い、理解しやすく構成されています。
基本的に、初心者から中級者まで幅広い学習者に適しており、英語文法の理解を深めるのに役立ちます。
「教科書では教えてくれない○○」的な感じで、モヤモヤした英文法を丁寧に解説してくれています。
- 視覚的に理解しやすい。
- 詳細な文法解説。
- 練習問題が少ない。
- 上級者には向かない。
英文法書の買いすぎに注意!選ぶためのポイント
英文法書をあれもこれもと購入することはおすすめできません!
理解も薄くなるし、本によって言い回しも異なるため、勉強している気分が薄れてしまいます。
できる限り「これだ!!」という一冊を選び、できる限りそれを長く愛用するべきです!
英文法の参考書を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあるので、まずはこれだけは押さえておきましょう。
初心者の注目点
初心者が参考書を選ぶ際には、以下の点に注目することが重要です。
まず、解説がわかりやすく、具体例やイラストを使った説明が多く含まれていることが大切です。初心者は基本的な文法ルールを理解することから始めるべきです。
とくに前置詞については、日本語にはない概念で、私も英語初学習者の頃はかなり混乱しました。
具体例やイラストが含まれているととても助かりますしね!
で、結構盲点なのが、練習問題が豊富であること。
文法書に付属されている練習問題は絶対にやるべきです!これにより、学んだ内容をすぐに実践し、理解を深めることができます。
中級者の必要内容
中級者が参考書を選ぶ際には、基礎はすでにできていますから、さらに応用力を高める内容が求められます。
複雑な文法構造例えば、関係代名詞や仮定法などの解説が豊富な文法書をおススメします。中級者は基本的な文法を理解しているので、より高度な内容に取り組むことができます。
また、応用例や実践的な問題が多く含まれていると、学習効果が高まります。
上級者向けの高度な内容
上級者が参考書を選ぶ際には、細かな文法ルールや専門的な内容がカバーされていることが重要です。以下の点を重視してください!
高度な文法事項の解説が充実していること。上級者は既に基本と応用を理解しているので、さらに細かな点に焦点を当てた内容が必要です。
専門的な内容に対応した問題が豊富であること。これにより、実際の使用場面に対応できる力をつけることができます。
仕事で英語を使うような人以外はあまり、難しい内容の文法書は必要ありません!
英文法の勉強は「毎日コツコツ」
英文法の参考書を効果的に活用するためには、少なからず毎日コツコツと積み重ねることが必要です。
無理ないペースで少しずつ、理解を増やしていく感じですね!
効率的な学習方法
効率的に英文法を学ぶためには、計画的な学習が必要です。
まずは、自分のレベルに合った参考書を選び、それに沿って学習を進めてみます!
具体的には、毎日少しずつ学習することがポイントです。1日に長時間勉強するよりも、毎日短時間ずつ継続する方が効果的です。
重要なことは、「今日学んだ文法を振り返えること」。復習をするということです!
例えば、例文をつくる、独り言で呟いてみるなど、なんでもいいので復習の時間を10分作ってください!
そのため、復習に時間がかかる量の文法学習はあまりおすすめしません。
練習問題の解き方
練習問題が付属している文法書であれば、練習問題は飛ばさず、きっちりと復習のために使いましょう!
もちろん、ただ解くだけではダメ!問題の意図を理解することが重要です。なぜその答えになるのかをしっかり考えてみてください。
さらに、間違えた問題はノートに書き出し、後で見返すようにできるとベストですね!
復習のタイミング
一日の終わりに、簡単に振り返る時間を設けることも然りですが、しばらくしたら、また復習をします。
例えば、1日後、1週間後、1か月後といったタイミングで復習を行うと、記憶の保持率を大幅に向上させることができます(エビングハウスの忘却線ってやつです)。
同じ文法書を2周も、3周もして本がボロボロになるまで読み倒しましょう。
勉強のためにノートを取りたい!という人も多いのではないでしょうか?
私は正直言うと、あまりノートを取りません。というかノートに書き留める勉強方法をおすすめしません。
ノートをきれいに仕上げると、満足感もありあとで読み返すとわかりやすいのですが、結局作業が増えるだけで、あまり効率的とは言えないからです。
ノートをとるのではなく、文法書にバンバンわからない点、不明点を書き留めていきます。
もし、それでもノートをとる必要がある人は、時間をかけず要点をパパっと書いて終わりにする程度がいいでしょう。
まとめ
本日は、英文法書についておススメの文法書を10冊紹介させていただきました。
英文法は英語を理解するうえで、かなり重要な要素といえます。
試験対策然り、英会話然りです。
おススメは、「たくさんの英文法書を買わない」「自分の1冊を見つける」ことです。そのうえで、文法書を何周もして理解力を増やしていってください!
また、本ブログでも文法の解説ページを設けています(徐々に増やしていきたいと思っています)ので、併せて活用していただけると嬉しいです。
\♪おすすめ記事♪/
英文法を確認したい方は、以下まとめページを参照してください