どうもいちあるです。
本日は「時を表す表現」、それらのもとになる「by、in、until、by the time」の解説をしていきたいと思います。
私も含めてですが、時を表す表現でどの語句を使えばよいか、結構悩みませんか??
おそらく私はこの違いをはっきりと理解するまでは、適当に使っていました。
しっかりと、これら単語の違いを理解して「時を表す表現」しっかりと理解していきましょう!
「until」のポイントは継続
「until」は「前置詞」としても「接続詞」としても使用することができます。なので、後ろに来る語句は名詞のみの場合もありますし、主語+動詞となる場合もあります。
そして「until」のイメージはどのくらいの期間継続しているかです。
コアイメージは「継続」です。少し例文を見てみましょう。
- I will wait here until you come back.
(あなたが戻ってくるまで、私はここで待ちます。) - The store is open until midnight.
(その店は深夜まで営業しています。) - We won’t leave until the rain stops.
(雨が止むまで、私たちは出発しません。)
一番上の例から見ていきますが、「私は、あなたが戻ってくるまで待ち続けている」という意味になります→ 「継続」
二つ目は、「その店は深夜まで営業している状態が続いている」という意味になります→ 「継続」
三つめは、「雨がやむまで」つまり「雨が降っている間は、私たちは出発しない」という意味になります→ 「継続」
「○○の期間まで○○を継続している」、この場合の「まで」には「until」が使われます。
「by」はある一点を示す
「by」は「until」と違い、特定のポイントを示します。
つまり、ある一定のポイントまでに何らかの動作を完了する場合に使われます。
- I need this report by Friday
(金曜日までにこのレポートが必要です) - Can you finish your chores by noon?
(正午までに家事を終えることができますか?) - We should have the project completed by the deadline.
(締め切りまでにプロジェクトを完成させる必要があります。)
おもに、締め切りや、賞味期限など「○○の時点まで」というニュアンスでつかわれます。
「in」は主に日付などで使われる
「in」は主に日付に使われ、やはり「○○後」という表現でつかわれます。
(日時などを表す表現としてほかに、「at」「on」などもありますがこちらは別記事で紹介したいと思います。)
- We need to finish the project in a week.
(私たちは1週間でプロジェクトを終える必要があります。) - The repairs will be completed in three hours.
(修理は3時間で完了します。) - She’ll be back in a month.
(彼女は1か月後に戻ります。)
「in」のコアイメージは「○○の中」のため、「1週間後」「3時間後」など境界を含むイメージで使われます。
もし、この境界を強く意識したい場合は「within」を使って「○○以内」とう表現を使うとよいでしょう。
- We need to finish the project within a week.
(私たちは1週間以内でプロジェクトを終える必要があります。) - The repairs will be completed within three hours.
(修理は3時間以内で完了します。)
「by the time」は「接続詞」
「by the time」は接続詞のため後ろに「主語 + 動詞」をとることができます。
使い方は「by」に近いですが、「いついつまでに」の「いついつ」が「○○が起きたときまでに」や「○○が○○したときまでに」のように、名詞句だけで表現できない場合は「by the time」が使われます。
- By the time I finish my studies, it will be dark outside.
(勉強を終える頃には外は暗くなっているでしょう。) - Most people had already evacuated the area by the time the storm arrived.
(嵐が到着した時には、ほとんどの人々がすでにその地域から避難していた。) - The venue was filled with excited fans by the time the concert started.
(コンサートが始まった時には、会場は興奮したファンでいっぱいでした。)
文中のみでなく、文頭で使われる場合もあります。この場合は、文の区切りがわからなくなってしまうため、主節と副詞節の間で「カンマ」をうってあげましょう。
未来形や、過去形でも「by the time」を使って表現することができます。
「by the time」と同じ表現で、「by that time」や「by then」などの接続詞もあります。参考までに!
まとめ
お疲れさまでした。
本日のまとめです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた!
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