こんにちは、いちあるです!今日は実体験に基づく、外資系に転職するための英語力について解説していくよ!
- 外資系の企業に入社したいけど、どの程度の英語力が必要が求められているか知りたい…
- 外資系の企業に内定が決まったが、どんな勉強を進めていけばよいか不安。
- 外資系の企業に入社したい!!
今日は外資系に転職を夢見る人、もしくは外資系に入社が決まったがこれからどんな英語勉強をしていけばいいかわからない人に向けて解説をしていきます。
- 外資系に求められる英語力
- 外資系に入社後にするべきこと
- 外資系の入社前・入社後にするべき勉強法
ちなみに、そんな私も外資系未経験から外資系に憧れ、外資系に転職を果たした経験があります。
再現性はともかく、「まったく英語が話せなかった」ときから転職を果たすまでの実体験に基づくノウハウをお届けしていきます。
外資系に転職するためには英語力は必要?
外資系にそもそも英語力は必要か…。
まず、結論を先に言ってしまうと「英語力以上に求められるものがある」ということです。
私もかつて、外資系企業への転職を考えた際(そのときは英語が全くできませんでした)、英語力に不安を感じていました。
ビジネスレベルの英語が求められるのではないか…自分の英語力で通用するのか…
そもそも「ビジネスレベルの英語」ってどの程度なのか…。完全に未知でした。
しかし、実際に外資系企業で働き始めると、必要な英語力の具体的なレベルや、どのように英語を使うのかが明確になりました。
そのような経験を踏まえて、ひとつ自分なりに出した答えが、
「英語力以上に専門分野の知識を求められる」
という点です。
私はエンジニア(機械系)として入社したのですが、最優先して求められる知識は「エンジニア」としての知識であって、「英語」ではありませんでした。
- エンジニア⇒「エンジニアとしての知識・能力」>「英語力」
- 営業⇒「営業としての知識・能力」>「英語力」
- IT⇒「ITの知識・能力」>「英語力」
構図としては上記のようになります。
当たり前といえば当たり前です。「英語の講師」以外であれば、英語は仕事をするうえで手段であり目的ではないからです。
もちろん、外資系に転職を果たしたいのであれば英語力は重要ですが、「英語さえできれば外資系企業に転職できる」というわけではありません。
重要なのことは、「英語以外に何ができるか?」です。しっかりとここも鍛錬しないと転職してから痛い目をみるかもしれません(そもそもここがないと転職できないかもしれませんが…)。
外資系に求められる具体的な英語力
外資系に求められる英語力は実際のところ企業によって異なってくるよ。
一概にどの程度できたら…。というのはないけれど…。
とはいうものの、依然として外資系企業には最低限の英語力が必要になります。
具体的にどのような場面で英語力が必要かを挙げていきます。
英語が求めらる場面
外資系企業では、英語での会議やミーティングが日常的に行われます(これは本当に多いです)。
私の企業の場合、グローバルチームとの連携が多いので、英語は共通の言語となります。
例えば、日本人5人、外人1人のミーティングであっても日本語で会議はしません。
日本人からのメールは日本語で書かれていますが、「宛先」や「cc」に海外の同僚が含まれていると、すべて英語で書かなければいけません。
また、グローバルに提出する報告書は英語で作成することが一般的です。
正確で丁寧な文章を書くことが求められるため、読み書きのスキルも重要です。
日常的なコミュニケーションでも英語を使うことがあります。
私の企業は日本支社はほとんど日本人なので、安心して日本語で話せるのですが、海外から出張で日本に来社される同僚もいます(逆も然り)。
そういった場合、ご飯を食べたりしながらフランクに日常会話をすることもあります。
日本のカスタマーが多い外資系企業であれば、日本語ができる外国人が多くいるかもしれませんね。
具体的求められる英語力
日本人はshyな人種です。
「英語まちがっていないかな…」と思ってあまり発言をしないでいると、完全に言いくるめられてしまいます。
文法など気にせず、コミュニケーションが取れる度胸が必要です。
安心していただきたいのが、同僚(海外含む)のみんながネイティブなわけではありません。
対応する相手はネイティブな人もいれば、ノンネイティブの人もかなりいるため、初級〜中級レベルの英語力があれば、日常業務でのコミュニケーションは問題なくこなせます。
私の場合、かなりここは苦労しています(とくに専門用語)。
特定の業界や職種では、専門用語やビジネス英語の知識が必要です。
これらの語彙を身につけることで、よりスムーズに業務を遂行できます。
会議や電話会議では、相手の話を正確に理解し、自分の意見を明確に伝える力が求められます。
リスニング力がないとそもそも相手の意図を理解することができないため、最重要といえます。
スピーキング力は、知っている語彙は少なくてもよいですが、限られた語彙の中で、自分の言いたいことをシンプルに、かつ明確に伝える能力が求められます。
ノンネイティブの人もいますので、あまり複雑な単語や表現を避け、簡単な言葉でコミュニケーションを図ったほうが良い場面もあります。
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外資系に転職するためにするべき勉強法
具体的に、外資系に転職するにはどのような勉強法をしてきたのでしょうか?
おもに、私の場合は以下2つに焦点をあてて勉強をしていました。
- Speakingの練習
- TOEIC
転職のためにしていた勉強は2種類だけ
Speakingの練習
幸運にも外資系に転職した際に、必ずついて回るのが「話せる能力」です。
実際、「聞く・読める」ことはできるけど「話す」ことは比較的苦手な人が多いようです。これはコミュニケーションをとるうえで最重要と考えていたため、とにかく数をこなしました。
TOEIC
外資系に入社する際にはかなりアピールポイントになります。
私の場合、目標としていたのはTOEIC800以上でしたので、まずはそのレベルまで到達できるように、可能な限りスキマ時間を利用し努力をしました。
TOEICの勉強をある程度し続けていると、おのずとリスニング力とリーディング力がついてきますので「リスニングとリーディング」に焦点を当てる勉強というよりは、「TOEICの勉強」をして高得点をめざすほうが効率的です。
英検も同様にアピールポイントになると思いますが、英検であれば準一級以上が欲しいところです。
これはあくまで参考ですが、私の場合「品質のエンジニア」に転職をする予定でしたので、品質管理検定という資格の勉強をしました。
これも面接をするうえで大きなアピールポイントになったため、転職したい分野がある程度絞られているのであれば、英語と合わせて勉強することをおススメします。
実際に転職してわかった良い勉強法と悪い勉強法
実際に上記の2種類の勉強方法を継続して感じたよかった点、悪かった点を以下にあげておきます。
TOEICの勉強はかなり効果絶大でした。
やはりTOIEC800以上あると外資系においても一目おかれます(これは転職される企業のレベルにもよると思いますが…)。
私の場合、かなり強力なアピールポイントになりましたので、リスニング力とリーディング力の向上と合わせて強いメリットを感じました。
オンライン英会話をビジネスに特化したネタで強化するべきでした。
外資系に転職を果たした際は、オンライン英会話のレッスン回数はおおよそ1000回を超えていたため、それなりに英語をコミュニケーションをとることはできていましたが、「日常会話」ネタしか話せていませんでした。
実際に転職してみると、ビジネスで必要な会話文をうまくアウトプットすることができません。
さらにいうと、オンラインスクールにも通うべきだと感じました。
オンライン英会話で十分とお思いの方もいると思いますが、外国人と直接会話したことがない私見たいな素人にとっては、直接対面して話をする際にめちゃくちゃ緊張します。
実際にオンラインで話をするのとはわけが違うので、半年・一年でもよいのでオンサイトのレッスンを受けることをおススメします。
おススメはオンライン英会話でそれなりに英会話力が付いたあとにオンサイトを通うほうが良いでしょう。
私の場合は逆(オンサイト1年⇒オンライン3年)だったので、オンサイトの恩恵をフルに生かし切ることができなかったように思います。
外資系に転職するためにするべき具体的な行動
それでは最後に外資系に転職するための具体的な行動について説明をしていくよ!
外資系に興味がある人は、少しずつでいいから実際に行動に移してみよう。
オンライン英会話を利用する
言うまでもなく、まずはオンライン英会話を利用してみましょう。
もちろん、対面で会話する機会も大切なので英会話スクールに通うこともおススメしたいのですが、まずは数をこなすことが大切。
毎日とまでは言いませんが、週に2から3回はレッスンをとるようにして質の良い英会話レッスンをしましょう。
おすすめのオンラインスクールについての記事も書いているのでそちらも併せて読んでみてください。
英会話に特化したスマホアプリを利用する
オンライン英会話は英会話力を伸ばすためには欠かせない教材ですが、初心者の方にとっては少しハードルが高いこともあります。
そういう人はまずはスマホアプリを利用することをおススメします。
直接、人と話すわけではないので、気軽に誰でも始めることができます。
最近のアプリはAIを駆使して本物の会話さながらの機能を備えたものもあるので、オンライン英会話に劣るということもありません。
TOEICの高得点を目指す
主に、TOEICを受験する意図は以下の2点です。
- リスニング力とリーディング力を鍛えることができる
- 転職活動を有利にする
どんなに英会話ができたとしても、それを証明するものは必要です。
TOEICができたとしても「英会話ができる」ということにはならないのですが、外資系への転職にはTOEICが一定の目安になることは間違いありません。
逆を言えば、TOEICが良ければ実際の英会話ができなくとも「こいつ英語できるな!」と面接官にアピールすることができます。
まずは最低でも700点を目指すようにしましょう。
最後に…(外資系の転職は目的ではない)
外資系の転職は目的ではありません。
もし、万が一外資系の転職が成功しなかったとしてもあまり落ち込む必要はありません。
それに向かって努力をしたのでれば、その過程に意味があります。
「何きれいごとを言っているんだ!」
なんて思わないでください。
おそらく、英語学習を習慣化するだけで以下のメリットを知らず知らずのうちに手にしたことに気が付くでしょう。
1. 幅広いコミュニケーションスキル
英語は国際的に使用される一般的な言葉です。さまざまな文化を知ることで交友関係が広がります。外国の友達を持つことだって夢ではありません。
2. キャリアの幅が広がる
英語力を身につけることで、外資系企業だけでなく、国内外の多くの企業での活躍が可能になります。
今や、英語を求めているのは外資系に限った話ではありません。
3. 自信の向上
英語でのコミュニケーションに自信を持つことで、仕事に対するモチベーションも高まります。自信はすべての行動の根本になりますから、英語勉強を継続できたことを誇りに思ってください。
さて、いかがでしたでしょうか。
今日は「外資系に転職するためには」という記事で経験談に基づいて、いろいろと紹介をしてみました。
結論は冒頭にも書きましたが、「英語力以上に専門分野の知識を求められる」。このことは間違いありません。
とはいうものの、最低限の英語力が求められるのも事実です。
もし、英語を使った仕事をしたいという思いがある方がいらっしゃいましたら、それはチャンスかもしれません。
英語を話せる人は外資系に限らず、めちゃくちゃ需要があります。
英語を話せるというメリットをぜひ皆さんのステータスに加えて明るい未来にしていきましょう。
それではまた!
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