僕も、初めてTOEICを受験したのは30代半ばでまったく英語の経験がなかったときに受験したんだよ!
と…、初めてのTOEICって正直気がのらなくないですか?
とくに社会人になってからTOEICを受験しようと考えているひとならなおさら…
私も英語の勉強を始めた当時、なんとなくTOIECというものが何なのかは知っていましたし、「TOEIC」で「〇〇〇点とるぞ!」と意気込んではいたものの…思い込んでから行動に移すまでにめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
今日はそんな受験したいけど…と悩んでいる人向けにTOECIへの初回受験の心構えと勉強法についてお伝えしていきます。
【英語初心者】TOEIC初めての受験は勉強するな!
TOEICってそもそもなに?
ご存じの方も多いと思いますので簡単に…
国際コミュニケーション英語能力テスト(こくさいコミュニケーションえいごのうりょくテスト、英: Test of English for International Communication)、通称TOEIC(トーイック)とは、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験。TOEICの満点は990点。
出展:wikipedia
TOEICは、資格試験ではありません。
なので、「合格・不合格」はなく、あくまでも自分自身の英語能力の測定がTOEICの役目になっています。
俗にいう「お勉強英語」ではなく、ビジネスや日常生活におけるコミュニケーション能力を測定します。
流通している「TOEIC」という言葉は通常「TOEIC Tests」のことを意味し、TOEIC Testsはおもに以下の2つのテストから構成されています。
- TOEIC Listening & Reading Test
- TOEIC Speaking & Writing Test
そして、よく就職や転職等の足かせとなる「TOEIC〇〇〇点以上」というのは、前者のTOEIC Listening & Reading Testのことを意味します。
初心者が目指すべきTOEICの点数
初心者は500点を目安に教材選択などをすればいいと思うよ。リスニングやリーディングなどで出てくる単語が断片的にでも拾えれば十分に目指せるレベルだと思う。
筆者が思うまず初めに目指すべきTOEICの点数は500点。
その理由は、語彙力がある程度定着すればとれるから、逆を言えば500点取れればその先のスコアを目指す、基本となる語彙力はついたとの確認が取れるからです。
ただ、注意してください。初めての受験で500点を目標にするのではありません。
数回の受験を経て、最初の超えるべき壁を500点に設定すればいいんです!
TOEIC初受験は受験することに意義がある
とまあ、いつになく「あまあま」な考えであると筆者自身も思っていますが。
いや、でも本当に最初はこれでいいと思います。
「TOEIC初受験は受験することに意義がある」
筆者もTOEICを初めて受験したときはまだ結婚もしていませんでしたので、めちゃくちゃ時間があり余っていた時代でした。
勉強量に見合った結果はほぼ得られない
絶対に初回受験で600点を超えてやる!!
と意気込んで平日であっても、5時間も6時間も勉強をしていました(社会人でありながらです…)。
約半年間勉強をし受験、その結果どうであったかというと…惨敗の350点。
「お前センスなさすぎ!!」と声が聞こえてきそうですが、凡人ならそんなものだと思っています。
むしろ、数か月足らずで600超えました、700超えました。なんて人も中にはいますが、そういう人は…
- 非凡
- 英語の基礎が身についている
のいずれかだと、筆者は勝手に思っています…(すみません)。
筆者は凡人かつ、高校時代もまともに勉強していない輩でしたので、TOEIC受験中はとかくリスニングもリーディングも「まったく聞きとれない、まったく読めない」状態でした。
受験しないとわからないTOEICの雰囲気
なぜ、受験することに意義があるかというと2時間のハイペースな試験を経験するためです。
TOEICはリスニング45分、リーディング75分の2時間で構成されますが、とにかくペースが早いです。
リスニングについていえば、「英会話が流れる⇒質問が流れる⇒答案用紙に記入⇒次の問題の英会話が流れる」という順で試験が行われます。
私の場合、次のような負のスパイラルを引き起こしていました。
- 英会話が流れる
- 質問が流れる
- 英語で書かれた解答から正解を探す(焦って探すため時間がかかる)
- 読むのが遅いので次の問題が流れる
- ①の問題は適当にマークをし、④の問題に集中する
- しかし、前の問題の解答が気になってしまい集中できない
- 問題を聞き逃す
- ④の問題も適当にマークする…
鍵を握るのは③と⑥です。
普段の勉強では、リスニング問題を聞き終わってから思考時間を長くとっていたためか、本番のペースにまったくついていけず…本当に焦りすぎて頭が真っ白になっていました(笑)。
あとはリスニング後半(part4)、もしくはリーディング後半(pat7)あたりで経験したのですが、「無駄な雑念」の出現です。
「今日の夕飯何かな~」
「昨日見た映画の結末はびっくりしたな~」
「帰りはスーパーで買い物して帰らなきゃ」
こんな無駄な雑念が頭の中をぐるぐるかけまわるんですよ!「集中しなければ」と思うほど余計に出現してくる。
これらはつまり、試験慣れをしていないからなんですね。とくにしばらく受験から遠ざかっている社会人はまず克服すべきは「試験に慣れること」です。
だから、最初のTOEICの受験はいい点数を目指すのではなく「試験に慣れる」ことにフォーカスしてもらいたいんです!
筆者の場合も3~4回目の受験で、集中力が続くようになりました。
TOEIC初回受験で勉強すべきこと おススメ教材
とまあ、短い期間でよいスコアを目指さなければならない受験者も多くいると思いますので、筆者の経験からどんな勉強をすれば初回でもよいスコアを狙える可能性があるかについて少し話をしてみたいと思います。
以下3つの勉強を繰り返しやってみてください
- TOEICで必要となる最低限の語彙力の確保
- スマホを使ったAppによる学習
- 本番とまったく時間配分を確保し、問題集を解く
①は、TOEICに出てくる頻出単語のみを覚えましょう
②は、スキマ時間を狙って各part毎にまんべんなく勉強しましょう。とくにpart1、part2、part5は初学習者でも点数を取りやすいpartなのでそこに力を注ぎこむことをお勧めします。
③は、時間がまとまって取れる、例えば仕事がお休みの日などを利用し2時間ぶっ通しで解答を解いてください。問題集は種類がたくさん出ていますが、欲張ばらず、1つか2つにしぼって何回も何回も繰り返しとくようにしてください。
ここで重要なことは本番さながらの次回配分を意識しながら解くことです。
まとめ(TOEIC 初回受験)
という事で本日のまとめになりますが、
TOEIC初回受験は勉強するな!改めTOEICの時間配分などの雰囲気を早めに経験しましょう。
どんなに本番さながらの雰囲気で模試をしても、やはり本番の雰囲気にのまれやすい人であれば頭が真っ白になってしまう事もあります。
最初の数回は「試験慣れ」のつもりで受験すればそれでいいと筆者は思っております。
うえにも書きましたが、可能な限り早く、良い点数を取りたいというのであれば筆者おすすめの教材を参考にしてみてください。
とくに重要なのは3番目の公式問題集を本番さながらの時間配分で解くことです。
「週末の〇時~〇時まではこの時間」として、週に1~2回ほど模試を実施すると効率的だと思います。
少ない教材をなんども繰り返すことをとくに意識してください
良い点数であっても悪い点数であっても一喜一憂せず、着実にやることをこなしていけば絶対にブレイクスルーが訪れます。
それを信じて根気強く勉強ていきましょう。
それでは今日はこの辺で!