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どうも、いちあるです。
本日は「動名詞」について解説をしていきます。
動名詞は、実際には日常会話や文章でよく使われていますよね。
例えば、「swimming」、「reading」、「playing」などは、動詞と名詞が合体した形であり、動名詞の一例です。
そんな「動名詞」は、英語学習において特に重要な役割を果たしますが、意外に苦手意識を持たれている方も少なくはないのでしょうか??
本日は、そんな動名詞の基本的な理解から、その使い方や重要性について掘り下げていきます。
動名詞とは何なのか?
動名詞は、動詞と名詞が組み合わさった形であることはご存じの通りかと思います。
文の中で名詞のように振る舞いますが、同時に動詞の特性も持ちます。
先ほども少し触れましたが、「swimming(泳ぐこと)」「reading(読むこと)」「playing(遊ぶこと)」などが動名詞の一例ですね。
これらは、動詞 “to swim”、”to read”、”to play” に “-ing” を加えることで作られています。
動詞の原形 + ing
動名詞は文中でさまざまな役割を果たします。
- 主語として文を始めることができる。
Swimming is my favorite sport.(泳ぐことは私のお気に入りのスポーツです) - 目的語として続くことができる。
I enjoy swimming(私は泳ぐことを楽しんでいます) - 動名詞は他の名詞や代名詞と同じような使い方ができる。
I like reading books.(私は本を読むことが好きです)
2つの動作や行動が伴うときに使われやすい
動名詞は文中で2つの行動や出来事が起きた場合によく使われます。
- She walked along the beach singing her favorite song.
(彼女は好きな歌を歌いながらビーチを歩いていました。) - The children played in the park laughing and running.
(子供たちは笑いながら走り回る公園で遊んでいました。) - He stood at the bus stop whistling a tune.
(彼はバス停に立って口笛を吹きながら待っていました。)
上記の赤と青で示したように2つのアクションを同時にした場合(○○しながら)というケースでは動名詞が使われます。
また、上記に合わせて「○○をしている最中に○○をした」というような場合も動名詞が使われます。
- While cooking dinner, she accidentally burned the pasta.
(夕食の準備をしている最中に、彼女は間違ってパスタを焦がしてしまいました。) - During the meeting, he kept checking his phone.
(会議中、彼はずっと自分の携帯電話をチェックしていました。) - While driving to work, he listened to his favorite podcast.
(仕事への通勤中、彼はお気に入りのポッドキャストを聴いていました。)
「having done」の使い方
ある行動や出来事が他の行動や出来事の前に完了している場合、つまりとある行動ともう一つの行動に時間差がある場合は以下の構文を使います。
having + 過去分詞
- Having completed his presentation, he left the meeting room.
(プレゼンテーションを終えた後、彼は会議室を出ました。) - Having practiced the piano for hours, she felt confident for the recital.
(数時間ピアノを練習した後、彼女は発表会に自信を持ちました。) - Having read all the books in the series, he eagerly awaited the next installment.
意味としては接続詞「after」と同じような意味となります。この場合、使われる動詞は動名詞に変化します。
- After finishing his work, he went home.
(仕事を終えた後、彼は家に帰りました。) - After attending the concert, they went out for dinner.
(コンサートに出席した後、彼らは夕食に出かけました。)
また、ある状況が他の状況の前に完了している場合(つまり完了形として)使われることができます。
- Having seen the play 3 times, I didn’t want to see it again.
- (その演劇を3回見たので、もう一度見たくないです)
もう3回も見ている(見終わっている)という意味ですね。
いずれも、口語では使う頻度が少ない表現のようです。
説明するときに使われる「動名詞」
また、動名詞は、理由や原因を説明する際に使用されることがあります。
具体的には、「~なので」とか「~だから」という意味で動名詞が使用されます。
- Feeling exhausted, she decided to take a break from work.
(疲れていたので、彼女は仕事を休むことに決めました。) - Having missed the last train, they had to call a taxi to get home.
(終電に乗り遅れたので、彼らはタクシーを呼んで家に帰りました。) - Being allergic to seafood, she couldn’t eat the shrimp dish.
(海鮮アレルギーがあるので、彼女はエビの料理を食べることができませんでした。)
まとめ
大変お疲れさまでした。
以下まとめです。
- 動名詞は動詞 “to swim”、”to read”、”to play” に “-ing” を加えることで作られる
- 2つの動作や行動が伴うときに使われやすい
- ある行動や出来事が他の行動や出来事の前に完了している場合に使われる(完了形のようなニュアンスでも使われる)
- 動名詞は、理由や原因を説明する際に使用されることがある
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
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