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使役動詞 「Have Something Done」の基本的な使い方を徹底解説!

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どうも、いちあるです。

本日は「使役動詞」について解説をしていきたいと思います。

皆さんは使役動詞をご存じでしょうか「make」や「have」、「let」など誰かに何かをさせるたり、してもらったりするときに使う表現ですね。

「let」は私も英会話の中でごくごく使うことが多くあるのですが、それでも実際に使いこなすとなると非常に難しくないですか?

今日はそんな使役動詞の「have something done」について解説をしていきたいと思います。

「have something done」の使われるシーン

「have something done」は自分が何かをするのではなく、他人に何かをさせるときに使います。

例えば、車の修理、家の掃除、髪を切る、洋服を修繕するなど、プロのサービスや専門家の助けを求める場面で使います。

違いを理解してもらうために、まずは自分で行動を起こす場合は以下のような表現になりますよね。

  • 例えば車の修理: I repaired my car myself.
    (私は自分で車を修理した。)
  • 例えば家の掃除: She cleaned her house herself.
    (彼女は自分で家を掃除した。)

続いて、「have something done」を使って、他人にお願いをした場合の例文を見ていきましょう。

  • 車の修理: I had my car repaired by a mechanic.
    (私は車を整備士に修理してもらった。)
  • 家の掃除: She had her house cleaned by a professional cleaner.
    (彼女はプロのクリーナーに家を掃除してもらった。)



主語は変わりませんが、使役動詞を使う場合は主語が受け身となり、主語が「△△をしてもらう」とう形式となります。

have something done に含まれる、「○○してもらう」と「○○された」意味

「have somethin done」の文書構造をもう一度確認してみましょう。

主語 + have + 目的語(object) + 過去分詞

このような形になりますが、上記の「目的語(以下、O)+ 過去分詞」には、「Oをしてもらう」という意味と「Oがされた」という2つの意味があります。

「Oをしてもらう」という意味

これは前述したとおりです。

自分で何かをするのが困難な場合などに、「誰かに何かをしてもらう」ときに使います。

  • She had her car washed.
    (彼女は車を洗ってもらいました。)
  • We had our house cleaned.
    (私たちは家を掃除してもらいました。)
  • He had his garden taken care of.
    (彼は庭を手入れしてもらいました。)

「Oがされた」という意味

この表現はどちらかというとネガティブなイメージです。

客観的な要因によって、不本意な結果が生じてしまった場合などに使われます。

  • I had my hair ruined.
    (私は髪を台無しにされました。)
  • She had her valuables stolen.
    (彼女は貴重品を盗まれました。)
  • He had his important documents misplaced.
    (彼は大切な書類を紛失させられました。)

この「have something done」には第五文型(SVOC)の「OC」に似た関係があると理解しておくと覚えやすいかもしれません。

第五文型(SVOC)は、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)から成り立っており、動詞の後に目的語と補語が続く形式です。

実はこの目的語(O)、補語(C)はイコールの関係が成り立ちます。

例えば、

He painted the door red.(彼はドアを赤く塗った)

では、「the door =(is) red」

対して、「have something done」も同じようなことが考えられます。

He had the door painted red.(彼はドアを赤く塗ってもらった)

この場合では、「the door =(is) paintedドアは塗られた

両者ともOとCには以上のような、ニュアンスが含まれていることを理解しておくとよいかもしれません。

同様の意味の「get something done」

「have something done」と同じような意味でつかわれるものとして「get something done」があります。

意味合いとや使い方はほとんど「have something done」と同じですが、より口語的かつ日常会話的に使われるようです。

  • She got her car washed.
    (彼女は車を洗ってもらいました。)
  • We get our house cleaned.
    (私たちは家を掃除してもらいました。)
  • He get his garden taken care of.
    (彼は庭を手入れしてもらいました。)

まとめ

お疲れさまでした。

本日のまとめになります。

使役動詞「have something done」
  • 「have something done」は自分が何かをするのではなく、他人に何かをさせるときに使う。
  • 文構造は「have + 目的語(以下、O)+ 過去分詞」となり、「Oをしてもらう」という意味と「Oがされた」という2つの意味がある。
  • 「have something done」と同じような意味でつかわれるものとして「get something done」がある。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!

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ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。