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TOEICを受けたいと思っているけれど、どこから始めればいいのか分からない。
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
例えば、TOEICの対策は何をどうすれば良いのか分からないことが多いです。
とくに、「今までTOEICを受けたことがない」人にとっては、すべてが未知のことで何から手を付ければよいかわからない…。
ちなみに私は、30中盤より英語勉強に目覚めTOEIC L&Rは「825」、オンライン英会話約2000回、未経験外資系に40歳手前で転職に成功しました。
英語を学びなおしたときは、まったくの英語初心者で半年死ぬ気で勉強した結果のTOEICの点数は「350」。
そこから多くの教材を使って学びながら、現在に至っています。
今日はそんな私が「TOEIC初めて受験生」に向けた効率的な勉強法をお伝えしていきたいと思います。
TOEIC初心者がまずやるべきこと 5選
たとえば、仕事でTOEICを受けろ!って言われたり…。受けたときないのに。
私自身もTOEICの勉強を始めた時、何から手をつけていいのか全く分かりませんでした。
私の場合、外資系に転職することを最終目標に置いていたので、そのためにTOEICで高得点をとると決心していたのですが、
「なにから勉強をするのがいいのかわからない…」
単語を覚えるべきか、リスニングを強化すべきか、文法を復習するべきか、迷ってばかりでした。
その1 現在の実力を知る
とえまずは、あなた自身の現在の実力を知ることから始めましょう。
TOEICには公式問題集やオンラインで受講できる模擬試験があります。まずは現在のスコア…とまではいきませんが、どのくらいTOEICの問題が解けるのかを把握することから始めましょう。
※ TOEICは過去問を公開していないので、過去問題集はありません。
TOEICはPart1~Part7の7つのセクションに分かれています。各セクション(リスニングとリーディング)のスコアを確認し、どの部分がウィークポイントになっているかを把握します。
とはいうものの、公式問題集を読んでみても「まったくわからない」という人も多かれ少なかれいると思います(少なからず、私は全くわかりませんでした…)。
そんな方は、細かい「スコア分析」は飛ばして次のステップに移ってください。
その2 基礎単語の習得
単語帳を使用して、まずは基礎単語を学びましょう。
単語さえ知っていれば、文法を知らずともある程度文脈を解釈できるため、語彙力の向上に努めましょう。
むしろ、語彙力全くないと話しになりませんので、はじめは基礎となる単語「1000単語」を目標に頑張ってみてください。
単語の勉強は退屈で、苦手とする人が多くいるようです。
しかし、語学の勉強において語彙力は必須です。
必ず毎日復習するようにしましょう。
単語の復習は「朝」と「すきま時間」をうまく活用して、日々の習慣の中に取り入れるようにするとよいです。
私の場合、会社での休憩時間や家族との時間でも「いま、時間少しあるな~」と思ったら5分でも単語の勉強をしていました。
おススメはスマホの単語帳アプリを使うと持ち運びに困らず、非常に便利です。
その3 文法の基礎を固める
中学校で学ぶような基礎的な文法書で十分なので、「これだ!」と思うものを見つけて購入してください。
最初はサラッと読み、問題演習などで分からない文法が出てきたらその分野を復習するという流れで読み返すと良いでしょう。
TOEICの対策はTOEICの模試をやりこむのが一番ですが、その中で分からない文法表現をひとつずつつぶしていく方法も文法をおぼえる一つの手です。
インターネットなどで、わからない文法を調べることも「あり」です。
文法については、私のブログでも紹介しているのでもしよかったら過去の記事一覧から探してみてください(解説は徐々に増やしていっています)。
その4 リスニング力を強化
これに関しても、リスニング教材を購入することをお勧めします。
「コレ」といった教材が思い浮かばないようであれば、TOEICの公式問題集を選んでおけば問題ありません。
- 単なる聞き流し学習は効果があまり期待できません。必ず、以下を1セットとしてリスニングに取り組むようにしましょう。
- 一度聞く
- 二度聞く
- わからない箇所をチェックし、意味を理解する
- もう一度聞く
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れてその音声をそのまま繰り返す練習法です。
英語の音声を集中して聞くことで、英語の発音やリズム、イントネーションに慣れることができ、リスニング力の向上に非常に役立ちます。
やり方としては以下の流れで取り組んでみましょう。
- 音声を聞く:最初は音声だけを聞いて内容を理解します。
- シャドーイングを始める:音声を再生しながら、少し遅れて同じ内容を繰り返します。最初は簡単な文章から始め、徐々に難しい内容に挑戦します。
- 繰り返し練習:何度も繰り返すことで、発音やリズムが自然になります。
TOEICにはリスニングパートとリーディングパートに分かれていますが、なぜ「リスニング」??と思われた方もいるかと思います。
これは私個人的な意見ですが、初心者はリーディングよりリスニングのほうが点数が伸びやすいです。
また、リスニングの勉強では正しい音や発音、イントネーションを即座に確認できるため、間違いに気づきやすいですので、生産性が非常に高いといったメリットが挙げられます。
もちろん、リーディングの勉強をおろそかにしてよいかというとそうではありません。
TOEICの点数を700以上にあげたい場合は、絶対にリーディングの勉強が必要になります。リスニングパートで高い点数を取るにもある程度のリーディング力が必要になります。
あくまで、初学習者に対しては…という意味で「リスニング」の優先順位を高めにあげさせていただきました。
その5 模試を解く
TOEICは模試に始まり模試の終わるといっても過言ではないほど、「模試を解くこと」が重要になってきます。
もちろん勉強の中でも模試を取り入れることをお勧めしますが、定期的に「part1」だけ、「part2」といったような各パート毎でもよいので答えを見ずに模試を解くことをお勧めします。
TOEICの試験を受けたことがない人は、試験会場の雰囲気が全くつかめていません。
そこで、一度TOEIC本番と同じ時間配分で予行練習をしておくことをお勧めします。
TOEIC L&Rはリスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)で行われます。
おそらく、思っている以上に「時間が足りない…」「余裕がない…」と、なるでしょう(2時間集中するとめちゃくちゃ疲れます)。
ご自身の休日などを利用して、2時間きっちり集中して模試を解いてみてください。
模試に関しても、とくべつ目当ての教材がなければ「TOEICの公式問題集」を選んでおけば問題ありません。
\♪おすすめ記事♪/
英文法を確認したい方は、以下まとめページを参照してください
TOEIC初心者におすすめしたい教材
もちろん目的とする点数に応じて、どのような教材を選ぶかは変わってくるけど次の教材を選んでおけば間違いないよ。
TOEIC初心者におすすめ 英単語帳
英単語帳を購入するにあったっては、主に以下の点に注意しながら選ぶようにしましょう。
目的に合った内容:
- 自分の目標やレベルに合った単語帳を選びましょう。TOEIC対策ならTOEIC専用の単語帳がありますので、まずはそれを選ぶことをおすすめします。
レベルの適切さ:
- 自分の英語力に合ったレベルの単語帳を選びます。初級者向け、中級者向け、上級者向けなど、自分に適したレベルのものを選びましょう。英語初心者であれば、欲をかいて最初から多くの単語を覚えることは避けましょう。
人気の高い教材を選ぶ:
- 他の学習者のレビューや評価を参考にするのも良い方法です。信頼性のある出版社や人気の高い単語帳を選ぶと安心です。
TOEICのリスニング&リーディングテストで頻出する単語が厳選されています。
重要度の高い単語に絞って学習できるため、効率的です。
初心者から中級者むけの単語帳です。英語の勉強を始めたばかりであればこれを選んでおけば間違えないでしょう。
こちらも、初級者から中級者向けのTOEIC専用の単語帳です。
関正生先生のわかりやすい説明と共に英単語を覚えられることがメリットです。
英単語帳には珍しく、かなり詳しい解説が書かれています。
TOEIC初心者におすすめ 英文法のテキスト
分かりやすい解説:
- 文法の解説がシンプルで分かりやすいものがいいです。
- とくに前置詞や関係代名詞などは、日本人には理解しにくい点ですから、図解、イラストが豊富に使われているものは理解しやすくなります。
豊富な使い方の例文:
- 解説だけでなく、英文法を使った具体的な例文が豊富に収録されているものをお勧めします。例文を通じて、学んだ文法を実践的に身につけることができます。
解答・解説の充実度:
- 解答と解説が詳しく載っているか確認します。しっかり理解を深めるためには、解説の充実が重要です。
TOEICに出題されやすい文法に焦点を当てた、TOEICに特化した文法書です。
あまり分量も多くないので、さっと読み返すこともできるため、何から始めたらいいかわからない人はこちらをおすすめします。
初心者が分かりにくいとされる文法用語などは極力使わずに、初心者に向けて書かれているところはうれしい限りです。
初学習者には少し不向きかな…。と思いきやこの文法書はかなりわかりやすいです。
分量はかなりあるのですが、とにかくイラストが豊富で日本人が苦手とする英文法に対しても記憶に残りやすいです。
また、初学習者から上級者、英会話を習得したい人などすべてのレベルに対応しているため、ある意味この一冊があればこれからの英語学習を網羅してしまうレベルです。
TOEIC初心者におすすめ 問題集
問題集は、各Partに特化した問題集など多くありますが、最初はあまり手を広げないようにすることをおすすめします。
「公式TOEIC Listening & Reading」は本番形式に沿った形でナレーションも行われるためこの問題集を2周、3周と繰り返して行えば、「リスニング」~「リーディング」までそれなりのレベルに到達することができるでしょう。
わからない文法や単語は、上記でも説明した参考書などを参考に調べればよいです。
TOEIC初心者におすすめしたいスマホアプリ
「問題集の持ち運びが面倒…」「会社や学校など、仕事や授業の合間に勉強したい」なんてお思いの方はフィジカルな本の勉強よりアプリを使った勉強が向いているかもしれません。
TOEIC対策アプリには無料のものから有料のものまでたくさんありますが、キチンと目標を立てて、しっかり勉強したい人には「有料版アプリ」をおすすめします。
ちなみに私は、「スタディサプリ(スタサプ) TOEIC L&Rテスト対策」アプリを使用していました。
\♪初回1週間無料体験実施中♪/
スタサプのメリット
主に、スタサプの代表的なメリットを挙げておきます。
リスニング、リーディング、文法、単語など、TOEICの各セクションに対応した豊富な教材がこのアプリにすべてそろっています。
また、各セクションごとに細かく学習できるので、苦手分野を重点的に勉強することも容易です。
関正生先生など、TOEIC指導で有名な講師が授業を行っていることが魅力的です。
約580本の広義動画がそろっているので、自宅にいながら英会話スクールや授業を受けている感覚で講義が受けられます。
スマートフォンやタブレットでも学習が可能なので、たった3分時間が空いた瞬間に勉強をすることができます。
通勤・通学時間やすきま時間を活用して学習できるため、忙しい人でも継続しやすいです。
また、演習問題の数はTOEIC試験の約20回分もあるため、まず問題に飽きることはありません。
低コストで質の高い学習を受けることができます。特に、複数のコースやプランから選べるため、自分の予算に合わせたプランを選べます。
その価格、¥3,278~/月額(まとめて支払うとさらに安くなります)。
社会人も学生もリーズナブルなプランとなっています。
ほかにも使用したプラットフォームはありましたが、私はTOEIC 300のときからTOEIC700まで使っていました。
子育て真っ最中の身だっため「子供にミルクをあげたり、あやしたりしながら」「子供が寝付いたときは別途に横になりながら」などスキマ時間を活用し、何度も何度も勉強をすることができました。
もちろん、TOEIC700以上を目指すかたにもおすすめできる教材ですが、とくに初心者におすすめをしたいプラットフォームです。
「教材を集めるのがどうも…」という方は、スタサプを使ってみるのも一つの手かと思います。
1週間の無料体験もついていますので、自分に合っていなかったらその間にやめることも可能です。
まとめ
今日はTOEIC受験者、とくに今まで受験をしたことがない人に向けて、簡単な受験までの流れをまとめました。
- 現在の実力を知る
- 基礎単語を習得し語彙力を高める
- 基礎文法を習得する
- リスニング教材を利用してリスニングの基礎力をつける
- 演習問題を解き、試験慣れをしておく
「いい点を取るぞ!」「初回受験で600を超える」と高望み(かどうかは各々違いますが…)をするのもよいですが、やはり自分のレベルにあった目標を立てて地道に、頑張るほうが現実的でしょう。
少なからず私は、コツコツと努力をしてきたタイプです。
今日紹介した教材も、いろいろなレビューを見たり、自分で実際に購入して得た感想です。まずはこれらを購入することも一つの手かと思いますが、ご自身の使いやすいバイブル的な教材をひとつ選定しておくことをおススメします。
そして、あまり手を広げ過ぎない、繰り返し同じ教材を穴があくまで繰り返す、そんな気持ちでコツコツ取り組めばいつか努力は報われるはずです。
みなさまにもそんな日が訪れることを祈っております。
それでは今日はこの辺で!
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