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未来を表す現在進行形と「be going to」の比較

どうも、いちあるです。

 

おかげさまで、毎日楽しく英文法の解説集を更新しております。

 

この調子で少しずつでも自分自身の成長と皆さんのお役に立てるように積み重ねていきたいと思います。

 

ということで本日は「未来を表す現在進行形(ing形)」「be going to」の違いについて説明していこうと思います。

 

「未来を表すing形」についてはすでに過去に解説をしておりますので、以下をご参照ください。

未来の予定を表現するための現在進行形の使い方本日は、「現在進行形」の解説です。ただ、普通の現在進行形ではなく「未来を表す現在進行形」です。現在進行形は通常、状況や行動を強調して「今、○○の最中です」と表現する形であると教わったのではないでしょうか。じつは、この現在進行形を使って「未来」を表現することもできるんです。今日はそんな「現在進行形を使った未来の表現」ついて説明をしていきたいと思います。...

さて、「be going to」も「未来を表すing形」と同様に「未来」に起きる出来事に対して使われる表現ですよね??

 

皆さんは、その使い分けをできていますか?

 

もしかして、あまりわかっていない?…

 

すみません。そんな方も本日の記事を読んでいただければ、バッチリとその区別について理解ができますのでご安心ください。

 

それでは解説に進んでいきます。

 

「be going to」のイメージは「決定済み(already decided)」

いちある
いちある
「be going to」は、すでに決まっている予定などを表現する場合に使うんだ!基本的な意味とか使い方を少し説明していくよ!

「be going to」はすでに予定が決まっている場合に使われます。

 

イメージは「alredy decided」。ただ、「already decided」だけれど、まだ準備まではしていない可能性もある、「arranged」までしているかもしれないし、していないかもしれない

 

  • They are going to watch a movie tonight.
    (彼らは今夜、映画を見るつもりです。)→「映画を見ることは決めているけど行くかどうかはわからない」
  • They are going to play soccer tomorrow.
    (彼らは明日、サッカーをするつもりです。)→「サッカーをすることは決めているけどするかどうかはわからない」
  • She is going to visit her grandparents next week.
    (彼女は来週、祖父母を訪ねるつもりです。)→「訪ねることは決めているけど行くかどうかはわからない」

 

「be going to」では彼らの意思や計画が示されています。日本語で表現する場合、「だろう」くらいの不確実性があっても良いかもしれません。
※ ただし本来「だろう」は「might」なのでそこまでの不確実性はありません。あくまでイメージです。

「未来を表すing形」のイメージは「準備済み(already arranged)」

いちある
いちある
「未来を表すing形」は、すでに固定した予定や、準備まで済ましている将来の出来事に対して使われる表現だよ!

 

「未来を表すing形」はすでに解説していますので、詳しい説明はそちらに譲るとして、「be going to」と対比しながら確認していきましょう。

 

イメージとしてはすでに固定した予定や、準備まで済ましている将来の出来事に対して使われます。

 

未来の予定を表現するための現在進行形の使い方本日は、「現在進行形」の解説です。ただ、普通の現在進行形ではなく「未来を表す現在進行形」です。現在進行形は通常、状況や行動を強調して「今、○○の最中です」と表現する形であると教わったのではないでしょうか。じつは、この現在進行形を使って「未来」を表現することもできるんです。今日はそんな「現在進行形を使った未来の表現」ついて説明をしていきたいと思います。...

 

 

未来を表す現在進行形 日本語訳 be going to 日本語訳
I am watching a movie tonight. 今夜、映画を見ます。 I am going to watch a movie tonight. 今夜、映画を見るつもりです。
They are playing soccer tomorrow. 彼らは明日、サッカーをしています。 They are going to play soccer tomorrow. 彼らは明日、サッカーをするつもりです。
She is visiting her grandparents next week. 彼女は来週、祖父母を訪ねています。 She is going to visit her grandparents next week. 彼女は来週、祖父母を訪ねるつもりです。
We are studying for the exam this weekend. 私たちは今週末、試験の勉強をしています。 We are going to study for the exam this weekend. 私たちは今週末、試験の勉強をするつもりです。
He is working on his project next month. 彼は来月、自分のプロジェクトに取り組んでいます。 He is going to work on his project next month. 彼は来月、自分のプロジェクトに取り組むつもりです。

 

 

上記表の一番下の文を例にして、解説をしていきます。

  • He is working on his project next month.
    来月プロジェクトを実施することになっている。すでにどのようなプロジェクトかも決まっている。
  • He is going to work on his project next month.
    来月プロジェクトを実施することは決まっているが、どのようなプロジェクトをするかまでは決まっていない

 

それぞれの違いが理解できたと思います。

「was(were) going to」と「be going to」の違いについて

最後に、過去形を用いた「be going to」について解説をしていきます。

 

過去形を用いた「be going to」は過去の時点で将来の出来事を予測したり、計画したりした場合に使用されます。

 

ポイントは、過去の時点で計画をしていたけれど、行動しなかった(もしくは起きなかった)ときに使われるということです。

 

  • When they were kids, they were going to become astronauts someday.
    (彼らが子供の頃、彼らはいつか宇宙飛行士になるつもりでした。)
  • In high school, he was going to study engineering, but he changed his mind in college.
    (高校時代、彼はエンジニアリングを学ぶつもりでしたが、大学で考えを変えました。)
  • They were going to adopt a dog last year, but they ended up adopting a cat instead.
    (彼らは去年、犬を飼うつもりでしたが、代わりに猫を飼うことにしました。)

 

まとめ

お疲れさまでした。

本日のまとめです。

 

未来を表す現在進行形と「be going to」
内容 要約
「未来を表すing形」と「be going to」の解説 「未来を表すing形」はすでに固定した予定や、準備まで済ましている将来の出来事に対して使われ、「be going to」は計画や意思を強調しています。つまり、決定済みの予定を表すときに使われます(準備まではしていない可能性もある)。
主なイメージ
  • 「未来を表すing形」:「決定済み(already decided)」
  • 「未来を表すing形」:「準備済み(already arranged)」
過去形の「be going to」について 過去の時点で計画をしていたけれど、行動しなかった(もしくは起きなかった)ときに使われる

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!

ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。