どうも、いちあるです。
今日は前回の続きで発音のまとめ「子音偏」です。
すべての発音記号は載せていませんが、「重要かな…」と思ったものを載せていますので、おおよそこのあたりの発音記号を覚えておけば問題ないでしょう。
それでは、いってみましょう。
↓↓↓発音「母音偏」はこちらから↓↓↓
【英語初心者】発音は重要ではない?? 子音偏
日本語と英語の子音の違いは、
「日本はすべて母音で終わり子音で終わることはない」
といった点です。
例えば子音の、「か・き・く・け・こ」も、
「Ka・Ki・Ku・Ke・Ko」の赤字が示すようにすべて母音がセットで付加されています。
しかし、英語の場合は異なり子音で単語が終わることがしばしばあります。
「fish(fiʃ)」カタカナ読みで「フィッシ」と読みます。日本語くせの強い日本人は「フィッシュ(fissyu)」と、最後に「ウ」がきてしまいます。
この場合の発音は「フィッ」のあとに口の形を変えずに「シー」と息を吐き出すようなイメージで発音してください。
その点を意識しながら子音の発音に注意を払ってください。
k
- pick、keep、key(ピック、キープ、キー)など
奥の舌の腹を上あごにあてて、舌をパっと離して「カッ!」と発音します。
「カ」行を示す発音記号です。
「カ」は無声音のため息を吐き出すイメージで発音し、喉は使いません。
g
- gas、good、go(ガス、グッド、ゴー)など
「k」の有声音。
発音の仕方は「k」と同じで、奥の舌の腹を上あごにあてて、舌をパっと離して「ガッ!」と発音します。
「ガ」行を示す発音記号です。
ŋ
- bag、sink、ink(バッグ、シンク、インク)など
発音の仕方は「k」と同じで、奥の舌の腹を上あごにあてて、舌をパっと離して発音します。
「カ」や「ガ」行の前に小さな「ン」が付くイメージで、sinkであったら「ンク」と発音します。
この場合「ン」はハミングをするように鼻で音を出します。
s
- say、see、safe(セイ、シー、セーフ)など
「サ」行を示しています。
無声音で、歯を閉じ舌を前歯の後ろにもてっきて「スー」と息を吐くイメージです。
「サ」行の前に小さな「ス」を発音するイメージです。
z
- zoo、zoom、his(ズー、ズーム、ヒズ)など
「ザ」行を示しています。
[s]の有声音です。
θ
- think、both、thin(シンク、ボス、シン)など
舌の先を上の歯と下の歯で甘く噛んで引っ込めながら「スィ」と発音します。
筆者のイメージですが、「サ」行より「タ」行に近い発音をします。
- think(スィンクといよりはティンクに近い)
無声音です。
ð
that、this、though(ザット、ジィス、ゾウ)
[θ]の有声音。
「ザ」行で示されるケースが多いですが、筆者的には「ダ」行に近いイメージがあります。
- that(ザットというよりはダット)
ʃ
- she、ship、push(シー、シップ、プッシュ)など
see[s]は「スィー」の発音に近いですが、she[ʃ]は「シー」と発音します。
ʒ
- vision、measure、decision(ビジョン、メジャー、デシジョン)など
「ジ」と発音をします。
t
- hot、letter、two(ホット、レター、トゥー)など
舌を上顎(歯ぐき)にあてて、はじくように「タッ」と発音をします。
無声音です。
d
- diary、dead、ted(ダイアリー、デッド、テッド)など
n
- need、net、nine(ニード、ネット、ナイン)など
舌を上顎(歯ぐき)にあてて、はじくように「ナッ」と発音をします。
舌や口の形は[t]や[d]と同じで、ハミングを意識してください。
「ンナ」のようなイメージです。
tʃ
- choke、church、cheese(チョーク、チャーチ、チーズ)など
口の形は[ʃ]をまねてください。そのあとに舌の先端を上あごにつけて「パッ」とはじいて破裂音を発生させます。
dʒ
- bridge、gym、joke(ブリッジ、ジム、ジョーク)など
口の形は[ʃ]をまねてください。
h
- how、him、home(ハウ、ヒム、ホームなど)
「ハ」行です。
歌を歌うときのように喉を大きく広げ、喉から「ハー」というようなイメージです。
f
fast、fan、fifteen(ファスト、ファン、フィフティーン)など
日本語の「フ」とは異なり、上の前歯を下唇に軽くあてて発音をします。
日本語のように口の形だけで音を出さないように注意してください。
ポイントは「上の前歯と下唇を軽くあてる」という点です。
v
- very、five、vow(ヴェリー、ファイヴ、ヴォウ)など
[f]の有声音です。
「上の前歯と下唇を軽くあてる」という点は同じですので注意してください。
p
- pen、cup、push(ペン、カップ、プッシュ)など
下唇と上唇はくっつけ、そこにできた空間に空気をためてから一気に「パッ」と破裂音を発生させるようなイメージです。
無声音です
b
begin、bock、menber(ビギン、ブック、メンバー)など
下唇と上唇はくっつけ、そこにできた空間に空気をためてから一気に「バッ」と破裂音を発生させるようなイメージです。
pの有声音です。
m
- moon、come、may(ムーン、カム、メイ)など
下唇と上唇はくっつけ、「マッ」と発音をさせます。破裂音ではありません。
唇の動きは[p]や[b]と同じですが、ハミングを意識してください。
「ンマッ」のようなイメージです。
l
- look、low、life(ルック、ロー、ライフ)など
舌を前歯の裏にくっつけて「ラ」と発音をします。
より、正しい発音のたえのコツは「ラ」行のまえに小さな「ウ」を発音するようなイメージです。
- 「ゥルック」、「ゥロー」、「ゥライフ」
r
- reach、red、road(リーチ、レッド、ロード)など
口や舌の形は母音の[ɚ]と同様です。
舌を丸め、舌の先端は口のなかのどこにも接触させてはいけません。
j
- yard、yes、year(ヤード、イエス、イヤー)など
「ヤ」行です。
[i]の発音ではないため、yesは「イエス」ではなく「ヤス」に近いです。w
- way、week、swimなど(ウェイ、ウィーク、スウィム)など
口を尖らせながら「ウ」を発音します。
「ウ」を発音するときは、尖った口を尖らせながら発音をします。
【英語初心者】超簡単な発音記号を気にしない発音練習
「t」の音はつながるとよく変化する
「t」と別の単語が連結すると、「t」の音がよく変化します。
例えば、What am I doing?
tとaの音が連結して、ワット アム アイ …ではなく、ワラム アイ…となります。
その他にも以下のような単語の連結があります。
- not at all(ノラロー)
- but I (バライ)
- What are you doing(ワラユドゥーイング)
ネイティブに近づけるための発音
代表的な発音としては「R」と「L」の発音が日本人が苦手としている発音でしょう。
「L」の発音は、舌を上の歯の裏につけて発音をする感じです。
「R」の発音は、舌を少し浮かせて口内のどこにもつけず発音をする感じです。
「リ」を発音する場合を例にとってみましょう。
- ly(リー)であれば、舌を上の歯の裏につけてから「リー」と発音します。
- ry(リー)であれば、舌を少し浮かせて口内のどこにもつけず「ゥリー」と発音します。何となくですが、こちらはリの前に小さな「ゥ」をつけて発音をする感じです。
次に「th」の発音です。
これは筆者も中学生のときに教わりました。
舌の先を上の歯と下の歯で甘く噛んで引っ込めながら「サ」のような音を出します。
これは筆者のイメージですが、例えばThank you を発音するときは、「サンキュー」ではなく「タンキュー」というように発音する方がよい「th」の発音に近いと思います。
そのほかにもtheの場合は、「ザ」ではなく、「ダ」と発音をした方がより「th」の発音に近いと言えるでしょう。
次に「V」の発音です。
上の歯を下唇の上にのせて「ヴー」と発音をします。
下唇が細かく「ビリビリ」するような感覚になるように振動をさせます。
最後に「F」の発音です。
これは「V」のときと似ているのですが、下唇は「ビリビリ」とせず上の歯と下唇の間にできた小さな隙間から「フー」と息をはきだすような感じで発音をします。
最初はこの5種類の音をマスターするだけでも、それらしい音が出せるとおもいます。
「発音記号を使ったトレーニングかちょっと…」という人であれば、この5つの発音を意識してトレーニングするのもいいかもしれませんね!
【英語初心者】発音 子音偏 まとめ
さて、2回にわたる発音偏お付き合いをいただきありがとうございました。
私自身も、あらためてまとめてみて「なるほど…」と思うことが多くありました。
筆者も発音に自信があるか?ときかれると…正直「んー」ってな感じです。このあたりの勉強は本当に慣れとかくせに近いものがあると思います。
繰り返しスピーキングやシャドーイングをする中で、徐々に矯正していきなるべくネイティブに近い発音になるよう「耳コピ」をするようにしてみてください。
繰り返しが重要ですよ!
それでは今日はこの辺で!