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どうも、いちあるです!
本日は「There is 構文」の説明記事になります。
「There is」構文は日常会話でもよく使いますよね(きっと)。
おそらく基本的な文型の一つなんでしょうが、実はあまり正しい使い方を知らない人が多かったりします。
今日は、この「There is 構文」の基本的な説明とその重要性について説明をしていきたいと思います。
「there is」の使い方
「There is」は、場所や存在を述べるために使われる英語の文型です。
基本的には単数形は「There is」、複数形は「There are」をつかい、その後に、存在する物や状態を述べる述語が続きます。
- There is a cat on the table.
(テーブルの上に猫がいます。) - There are many books in the library.
(図書館にはたくさんの本があります。)
なお、文構造は以下の形式をとります。
There is/are + 名詞 (+場所を表す名詞など)
初めての登場人物に使う
通常、「there is 構文」は会話中の初めての登場人物(もの)に対して使うというルールがあります。
つまり、会話中に一度でた話題には「there is 構文」は使いません。
以下、会話文を確認してみましょう。
A: I think there is a mouse in the kitchen. I heard some noises last night.
(キッチンにネズミがいると思うんだ。昨夜、いくつかの音を聞いたんだ。)
B: Oh no, that’s not good. We need to do something about it.
(ああ、それは良くないね。何か対策をしないと。)
A: Yeah, I agree. Maybe we should set up some traps.
(そうだね、同意するよ。わたしたちは罠を設置するべきかもしれない。)
…それから数分後…
B: Hey, did we catch the mouse yet?
(ねえ、ネズミを捕まえた?)
B: Is it still there?
(まだいる?)
この文中で、モノ(今回はネズミ)の存在を確かめている文は、一番最初の文と一番最後の文の2つです。
いずれも存在を確かめている文ですが、一番最後の文に関しては”Is there still a mouse?”と「there is 構文」を使って表現することはありません。
この文で「there is 構文」を使うべきはネズミが初めに登場した一番上の文であり、それ以降の文では「there is 構文」は使うべきではないからです。
この点については、初心者が陥りやすい罠といえるでしょう。
旅先で便利な「there is 構文」
旅行者は新しい場所や状況に遭遇することがよくあります。
その際、「There is」構文を使って、周囲の状況や場所について聞くことが一般的です。
例えば、ホテルやレストラン、観光地などで、周囲の状況や施設の有無を尋ねたり、説明したりする際に使われます。
ホテルで
(こんにちは、いちあるという名前で予約しています。)
(確認しますね。はい、あなたのための予約があります。こちらがお部屋の鍵です。)
レストランで
( こんばんは。ご注文をお伺いできますか?)
(ステーキをお願いします。)
( 承知しました。ステーキには付け合せの選択肢があります。フライかサラダはいかがですか?)
観光地で
(歴史博物館へようこそ。私についてきてください。)
(ありがとうございます。ガイドツアーはありますか?)
( はい、10分後にガイドツアーが始まります。)
海外に旅行する際は必ず覚えておきたい文法の一つです。
いろいろな種類の「there is 構文」
「there is 構文」は現在形以外にも、いろいろな助動詞との組み合わせで使われることがあります。
- will
- must
- might
- should
- be supposed to
- used to be など
例文を見ていきましよう。
助動詞の種類 | 例文 | 和訳 |
---|---|---|
will | Tomorrow there will be a party at my house. | 明日は私の家でパーティーがあります。 |
should | I checked the fridge, but there should be milk in there. | 冷蔵庫を確認したけど、牛乳があるはずだ。 |
must | The lights are on in the house. There must be someone home. | 家の中に灯りがついている。誰か家にいるに違いない。 |
must have been | The playground is wet. There must have been rain earlier. | 遊び場が濡れている。先に雨が降ったに違いない。 |
would | If it rains, there would be a rainbow. | もし雨が降れば、虹が出るだろう。 |
would have been | If I had arrived earlier, there would have been cake left. | もし私がもっと早く到着していたら、ケーキが残っていたでしょう。 |
might | 「I heard a noise in the attic. There might be a mouse up there. | 屋根裏で音が聞こえた。もしかしたらネズミがいるかもしれない。 |
be supposed to | There is supposed to be a meeting at 3 PM. | 午後3時に会議があるはずです。 |
used to be | There used to be a playground in this park, but they removed it. | この公園には以前遊び場がありましたが、取り除かれました。 |
まとめ
お疲れ様でした。
本日のまとめです。
- 「There is」は、場所や存在を述べるために使われる英語の文型
- 文書構造は「There is/are + 名詞 (+場所を表す名詞など)」
- 通常、「there is 構文」は会話中の初めての登場人物(もの)に対して使う
- 会話中に一度でた話題には「there is 構文」は使わない
- 「there is 構文」は海外に旅行する際は必ず覚えておきたい文法の一つ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
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