どうも、いちあるです。
本日は私もかなり苦手な部類に入る「as」の説明についてです。
書こうか、書かまいかを悩んだのですが。
そりゃ書きますよ。自分のため読者のみなさまのためですから!
と、前置きはさておき。asにはいろいろな使い方がありますよね。
「理由」「比喩」「比例」など、だけど正直言うとチンプンカンプンです。たぶん、そんな皆さんも同じ思いなんだと思います。
最後まで読んでいただければ「as」の使い方が、バッチリ明解になっているはずです!
それではいってみましょう。
「as」のイメージは「≒」
皆さんはこの記号→「≒」知っていますか?
これ「ニアリーイコール」っていいます。要は「だいたい同じ」ってことですね。
そう「as」は「だいたい同じ」っていうイメージさえつかんでもらえればなんとなく読めたり使ったりすることができると思います。
同時性の強調
それでは例文をひとつ紹介します。
- As I walked to the store, I saw an old friend.
(私が店に向かって歩いていると、古い友人に出会った。)
私が店に向かって歩いている = 古い友人にあった。
つまり、この二つの出来事がほぼ同じタイミングで起きたということを表しています。
それでは、少し対比をするために「when」を使った文を見ていきましょう。
- I was sleeping when the phone rang.
(電話が鳴ったとき、私は眠っていました。)
「when」は「時」を表し「as」はその「状況」を説明しています。
「when」は時刻を表す単語と似たような区分で使われると考えたほうが良いですね。
それに対して「as」は「状況」を説明しています。とくに「同時に発生している状況」を強調していますので、その点で「when」とは異なります。
ですので、「家についたときに、夕食を食べました」というような表現は「as」を使うことはできません。
○ When I arrived at home, I had dinner.
× As I arrived at home, I had dinner.
「as」は「状況」を説明、とくに「同時性を強調」します
○○をしている最中に、○○がおきた
同じタイミングに「○○が起きた」に合わせて、「○○をしている最中に○○が起きたと」いう表現でも「as」が使用されます。
- We met Taro as we were leaving the hotel.
(ホテルから出ようとしている最中に、太郎に会いました)
この場合、過去進行形と合わせて「as」が使われます。
二つの関係が比例的に変化する場合
また、2つの状況が比例的(同じ割合)で変化する状況を説明するときも「as」が使われます。
例えば、
- I find it harder to stay up late as I get older.
(年を取るにつれて、夜更かしするのが難しくなってきました。) - As I got used to the new job, I became more confident in my abilities.
(新しい仕事に慣れるにつれて、自分の能力に対する自信がますます深まりました。)
青の状況が変化するにつれて、赤の状態も(同じ割合で)比例的に変化します。
そんなニュアンスを持っていただければOKです。
理由を表す「as」
「as」には理由を表す表現があり、「because」と同じような場面で使われることがあります。
「becaulse」は理由を強調したいときに使われ、「as」は理由をそっと付け加えたい場合につけ加えるようなイメージです。
また、「as」はより硬いイメージがあるのでフォーマルな場面で使われる傾向があるようです。
「as」は文頭で使われることがありますが、「because」は一般的ではありません。
- As he was allergic to peanuts, he carefully checked the ingredients before eating any snacks.
(ピーナッツアレルギーだったので、彼はスナックを食べる前に注意深く成分を確認しました。) - She couldn’t hear the announcement clearly as the crowd was too loud.
(人混みが騒がしかったため、彼女はアナウンスをはっきりと聞くことができませんでした。) - As the deadline for submission was approaching, she worked tirelessly to complete her project.
(提出期限が迫っていたため、彼女はプロジェクトを完成させるためにひたすら働きました。)
- 「as」は理由をそっと付け加えたい場合につけ加える
- 「as」はより硬いイメージがある
- 「as」は文頭で使われることがある
とは言うものの、「because」と「as」、具体的に何が違うかというと、あまりはっきりした違いはないようです。
いろいろな解説を確認していく中で、「as」は相手がその状況を知っていることを前提として理由を付け加える場合に使われるという解説がありました。
そこで「はっ」としたのは日本語でいう「○○じゃん」という言葉です。
どういうことかというと。
- As he was allergic to peanuts, he carefully checked the ingredients before eating any snacks.
(ピーナッツアレルギーだったじゃん、だからスナックを食べる前に注意深く成分を確認したんだよ!。) - She couldn’t hear the announcement clearly as the crowd was too loud.
(人混みがうるさかったじゃん、彼女、アナウンスをはっきりと聞くことができなかったみたいだよ。)
日本語の「じゃん」には、「ほら君も知っているよね!」という意味が込められています。少し硬い表現からは離れてしまいますが、まさしくこの表現がぴったりだと感じました。
まとめ
大変お疲れさまでした。
それでは本日のまとめです。
実は、「as」にはまた別の意味として使われるケースがありますが、そちらはまた別の記事で!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた!
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