どうもいちあるです。
さて、皆さんブレイキンという競技はご存じでしょうか?
正直、この記事を書くまで私も詳しくは知りませんでしたが、要は俗にいう「ブレイクダンス」のことのようです。
この夏に開催される、パリオリンピックで初競技となる「ブレイキン」どんな競技かを解説していきたいと思います。
パリオリンピックはいつ開催か
はい、パリオリンピックですが、こちらはご存じの方多いと思いますが、以下の日程で行われます。
全日程:2024年7月26日(金)~8月11日(日)
開会式:同年7月26日(金)
閉会式:同年8月11日(日)
※ パラリンピックは同年8月28日~
場所はパリつまりフランスの首都で行われ、32競技329種目が行われる予定です。
その中で私が目にしたのは「ブレイキン」という種目、なんとなく日本のメディアで取り上げられているのも知ってはいたのですが、正直どのような競技かあまり詳しくなかったので良い機会と思い調べてみました。
ブレイキンとブレイクダンス
ブレイキン??
ブレイクダンスじゃないの??と思われた方(とくに私と同世代の方)も多くいるのではないでしょうか?
どうも、ブレイクダンスとはマスメディアが作り上げた言葉らしく、もともとはブレイキンという呼び名が正しいようです。
ブレイキンを踊る人のことをブレイカーと呼び、男性のブレイカーをB-boy、女性のブレイカーをB-girlと呼びます。
その起源は1970年代アメリカのニューヨークにあるブロンクスと呼ばれる地区がその発祥地のようです。
ブレイキンはその独特なスタイルとエネルギッシュな動きで人々を魅了し、ヒップホップ文化の象徴的な要素の一つとして今では認知されているようです。
日本でのブレイキン
日本では、全国ブレイキン選手権が開催され2024年2月に第五回目を迎えました。
なんとその競技人口は日本だけで600万人。
その多さとは野球やサッカーの競技人口をはるかにしのいでいる状況です。
そのパイオニア的存在はタレントの「風見しんご」だとか…。その真偽は不明ですが…。
なお、第五回全国ブレイキン選手権の結果ですが、以下の通りです。
【男子】
優勝:ISSIN
2位:HIRO10
3位:Shigekix
【女子】
優勝:AYUMI
2位:AYANE
3位:Nanoha
どんな競技かわからない方もいると思うので、以下Youtubeリンク貼っておきます。
ちなみに、以下動画はアジア大会の様子です。
ブレイキンには基本的な動きがあり、主に4つの要素から構成されています。
Toprock(トップロック) | 立って踊るダンス、相手を挑発するステップなど |
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Footwork(フットワーク) | 地面に対する床の動きなど |
Freeze(フリーズ) | 逆立ちをして「パッ」ととめるなどのポーズをとる動き |
Power Move(パワームーブ) | 回転やアクロバティックな動き |
また、煽ってなんぼのブレイクダンスの文化もあり、ダンサーのみならず観客や相手も多くの挑発ジェスチャがあり、各々のジェスチャーにも意味があるようです。
- エアポイント:相手の方向を指さし、自分のスキルや勝利に自信を示す。
- ピースサイン:勝利を意味するポーズで、相手に自分の優位性をアピールする。
- ビッグアップ:自分のチームや応援者に対する挑発的なポーズで、自信を示す。
- サルート:相手に対する挑発的な敬意を表すポーズ。
- フリーズポーズ:相手の動きを妨げ、自分のスキルや表現力を強調するために取るポーズ。
興味がある方は色々調べてみてください。きっとブレイキンを楽しく見ることができると思います。
ブレイキンのルール
ちなみにこのブレイキン、ただ自由に踊るだけというわけではありません。
おもに、以下のようなポイントがあります。
- ダンスは1vs1の対決
- DJが即興で音楽を流すので、その音楽を使う
- 同じ曲で交互に踊る
その中で、技術点や表現点、構成点、バトル点などの要素に対して審査されます。
ただ、審査基準は一様に決まっているわけではないみたいなので、パリオリンピックではどのような基準になるかはまだわからないそうです。
まとめ
本日は、時事ネタになってしまいましたがオリンピックのブレイキンについてお伝えをいたしました。
全国ブレイキン選手権で名をつらねている選手は、間違いなくメダル候補であるといえますが、何せ初競技、どんなドラマが待っているか楽しみですね。
どんどんと新しい競技が登場し、いろいろな分野の選手がオリンピックの舞台に上がるチャンスを得ています。世の中にはいろいろな競技があるんだ…と知った今日この頃でした。
皆さんはどんな競技に興味をお持ちですか??
それではまた!!