どうもいちあるです。
この記事を書いている頃は、そろそろ春も近づいてきているというのに、まだまだ寒い日が続いています。
早く温かい季節が来ないかと待ち遠しい限りです。
さて、本日は「although」「though」「even though」の使い分けについて解説をしていきたいと思います。
また、これらと似たような表現「in spite of」との違いについても簡単に触れていきたいと思います。
「but」に似た表現、「although」
「although」は、「○○な状況であるが、○○である」といったような対照的な文を接続するための接続詞になります。
なので、「but」と似たような意味があります。
しかし、「but」は基本的には文頭置くことができず、文と文の間に置かれることが一般的です。対して、「although」は文と文の間であっても、文頭でもどちらに置いてもかまいません。
- He had a good time although it rained a lot.
- Although it rained a lot, he had a good time.
(雨は降っていましたが、楽しい時間を過ごしました)
また、「Although」のあとには、主語と名詞が続きます。
- 「although」は文と文の間であっても、文頭でもどちらに置いてもかまわない
- 「Although」のあとには、主語と名詞が続く
文末に置くことができる「though」
「though」の意味は、ほぼ「althouth」と同じ。
ただ、「though」は文末に置くことができるという点で「although」との使い方が異なります。
- I am not happy though I have a lot of money.
(たくさんお金を持っているけど、私は幸せではありません。) - This house isn’t nice. I like the location though.
(この家あまりよくないんだよ。場所は気にってるんだけどね)
- 「though」の意味は、ほぼ「althouth」と同じ
- 「though」は文末に置くことができる
「though」は追加で情報を付け加えたいときなどに、文末に使われることが多いです。例えば以下のような感じです。
この家あんまりよくないんだよ…。(おや、ちょっとまてよ)いやでも、ロケーションは気にっているんだよな~
この「いやでも」という表現のところに「though」が使われるイメージです。
although、 though、 even thoughの微妙な違いとは
「although」も「though」も「even though」も基本的には同じ意味で使われているので、どれをどう使うべきかという区別はありません。
ただ、微妙なニュアンスが異なることを知っておくとよいでしょう。
「although」
よりフォーマルな場面で使われます。友達関係で使うよりはビジネスであったり、「ピリッ」とした場所で使われることが多いです。
「though」
「although」よりカジュアルな使われ方をします。家族や友達、同僚との日常会話で使われます。
「even though」
フォーマルな場面でも、カジュアルな場面でも使われることがありますが、この表現は一番「対比」が強い表現となります。
Even thoughI was really tired, I couldn’t sleep.
(すごく疲れていたのに、寝れなかった)
このすごく疲れたという表現と、にもかかわらず寝れなかったこの2つの対比(コントラスト)を強く表現したい場合に使われることが多いようです。
「in spite of」と「although」の違い
「in spite of」の意味は「○○にかかわらず」です。
この表現も「although」 とかなり近い意味があります。
ただ、その使い分けは簡単で「in spite of」は基本的に名詞と動名詞しかとりません。
つまりは…
- In spite of the suny, we spent a time at home.
(晴れていたにもかからわず、家で過ごしました) - I didn’t apply for the job in spite of having the necessary qualification.(必要な資格を持っているにも関わらず、その仕事には応募しませんでした)
また、上記に加えて関係代名詞をとることもできます。
- In spite of what I said yesterday, I can’t forgive you.
(昨日のあなたが言ったことににかかわらず、あなたを許すことはできません)
「in spite of」と同じ表現で、「despite」という単語があります。
使い方はほぼ同じですが、たまに「despite of」としてしまう方がいます。「of」をつけるのは誤りなので注意してください。
「despite of」→「despite」
まとめ
本日のまとめです。
ということで、本日は「although」と「though」の違いについて解説をしました。
細かいことを突き詰めると、きりがありませんね…。英語表現は難しいと感じた今日この頃でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた!
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