とまあ、昔の自分もこんな感じでした。
今日は本当に本当の初心者がまず初めにするべき英語の勉強について、私の経験から少しだけお話していきたいと思います。
この記事を読んでいただければ、最初に買うべき教材もなんとなく見えてくるのではないでしょうか?
【英語初心者】学び直しで初めにやるべき勉強とは?
最初に買うべき教材はたった2つ
中学校以来全く英語の勉強をしていなかった筆者のような人は、まず最初の半年間は以下の2つの教材を買うだけで十分です。
むしろそれ以外はやらない方がいいでしょう。
- 中学校レベルの文法書
- 簡単な英語での会話が掲載されている対訳本
中学校レベルの文法書
これは、むちゃくちゃ優しいやつを選んでください。
よくTOEICを受験する人がお薦めする、分厚い文法書ではダメです!
最初から分厚い文法書を使って勉強をしてしまうと、何をどこまで勉強すればいいかわからなくなってしまうばかりか、挫折する可能性もあります。
英語の構文と、最低限の時制(現在形、現在進行形、過去形、現在完了など)と受動態が理解できる程度でいいでしょう。
できる限り厚いものではなく、薄いやつを選ぶようにしてください。
簡単な英語での会話が掲載されている対訳本
これは、洋書の対訳本ではありません。
ここでいう対訳本とは、「よく使う英会話フレーズ〇〇選」的な奴です。
1~10フレーズくらいの英文が続いて、そのあとに和訳が掲載されているやつがお勧めです。できれば同一ページに英文と和訳が乗っている薄いフレーズ集がいいですね。
筆者がその2冊の本を勧める理由
実は筆者が2冊だけを勧める理由は、自分自身の苦い経験によります。
とにかく早く英語を喋れるように…、と考えていた筆者は定評のある参考書を買い集めてとにかく片っ端から読み漁っていました。
その結果…
まったく理解できない!!成長の実感がわかない…
今思うとあまりにもインプット量が多すぎて、しっかりと覚えきる前に、せっかく理解した内容・知識がことごとくデリートされていた…という状態でした。
「これはいかん!!」と思い直し、簡単な文法書を繰り返し読み返し、フレーズ集を何周も熟読しました(たぶん100周くらいしていたと思います)。
具体的な勉強法
その1 まず文法書を1周
まず、文法書を1周しましょう。
その理由は構文を意識して読み進めることができないからです。
具体的には…
初めはこんなところがわかれば十分です。
筆者も、「to不定詞」が意味不明で理解に苦労しましたが、最初はあまり気にしませんでした(なんども繰り返しているうちに理解できるようになります)。
その2 能動態か受動態かを意識 + 語彙を確認しながらフレーズ集を読む
最初は単語帳などは一切買わなくていいです。
「意味を確認しながらフレーズ集を読み進める」これが立派な語彙力を高める訓練になります。とにかく丁寧に1冊を読み終えるようにしてください。
そして、ここからが重要ですが単語は、単語単体で覚えるだけではなく、必ずその単語を使用するフレーズとセットで覚えてください。
そして、あたかも会話をするようにイメージをしながら音読をしましょう。
とにかく、ていねいに、ていねいに読み進める(できれば音読)ように心がけてください。
初めの10周は単語の意味に理解を向け、10週目以降は構文を気にしながら読んでみる
構文を意識するという作業は、リーディングだけではなくリスニングをするうえでも重要になってきます。
そのためにも「to不定詞」、「完了形」、「主語」、「動詞」、「節」などを少しだけ意識しながら読んでみましょう。
ただ、あくまでも初心者なので100%理解できなくても全然OKです。
フレーズ集と合わせて購入をした文法書で理解できる範囲で意識するようにしてみてください。
まずは6か月続けてみる
そんな感じで6か月しっかりと読み進めてみてください。
飽きてしまうかもしれませんが、決して新しい教材には手は出さないようにしてください。
おそらく半年ほど継続したあとには対訳の日本語を見ただけで、英語を暗唱することができるまでに成長しているはずです。
例えばTOEICの勉強を始めてみるとか、英会話をはじめてみるとか!
まとめ
私も英語の学びなおしをしたのは30代半ばでした。
中学校以来、英語の勉強などしておらず、「動詞」や「受動態」などまったく意味が分からない状態からスタートをしたので何から始めればよいのか…という状態でした。
ちなみに私の場合は「ネイティブイングリッシュ」という教材に出会ってそこから少しずつ始めた感じでしたね…
別記事で紹介できればと思うのですが、「I am Ichiaru.」といったレベルからの対訳になっているので初心者かつ久々の英語学習の方には超々おすすめです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
英語にしばらく触れてこないと、TOEICを受験するだけであっても「大きな壁」って感じですよね!
この記事が、そんな一歩を踏み出せない方の少しでも前に進むためのきっかけになっていただけたら嬉しいです。
それでは今日はこのあたりで!!