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Shouldをマスターしよう!英文法の基本を理解するガイド その2

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どうも、いちあるです。

少し更新が滞っておりましたが、どんどん文法解説をしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて、本日は、「should」の使い方のPart2になります。

まだ、Part1を読まれていない方は是非読んだから再度戻ってきてください。理解が深まるはずです。

本日は、「should」がどのような語句のあとに続きやすいか?や「should」が省略できる場合、そして「if」のような「should」の使いかたについて説明をしていきたいと思います。

要求のあとには「should」!?

何らかの要求や主張などの語句のあとには、「should」を伴うthat節が続くケースが多いです。

例えば、以下のような語句が挙げられます。

  • propose
  • suggest
  • demand
  • recommend
  • insist
  • imprortant
  • essential

このような語句は、他人に対して何かをするように要求する場合に使用されますが、その要求が強い義務や推奨として捉えられる場合には、「should」が付加されやすいからです。

以下に例文を挙げます。

  • She insisted that he should apologize for his behavior.
    (彼女は彼が自分の振る舞いについて謝るべきだと主張しました。)
  • The teacher demanded that the students should submit their assignments on time.
    (教師は生徒たちが課題を期限内に提出すべきだと要求しました。)
  • The doctor recommended that he should rest for a few days.
    (医師は彼が数日間休息するべきだと勧めました。)

「should」は省略できる

前述したとおり、要求や出張、感情などの語句のあとには、「should」を伴うthat節が続きますが、実は英語の文法では、要求や命令を表す動詞の後に「should」を使う必要はありません(省略することができます)。

代わりに、動詞の原形が使われます(この動詞の形は「仮定法現在」とよばれています)。

客観的な事実とはかけ離れて、未来のことを話しているためこのような形となるわけです。

  • He insisted that she leave immediately.
    (彼は彼女がすぐに出て行くように主張した。)
  • The manager demanded that the work be completed by the end of the day.
    (マネージャーはその仕事がこの日の終わりまでに完了するよう要求した。)
  • The teacher recommended that he study harder for the exam.
    (教師は彼が試験のためにもっと一生懸命勉強することを勧めた。)

動詞のあとに三人称単数の「s」がついていないことに注目してください。

「感情」のあとにも「should」

感情を表現する形容詞の後にも、「should」を伴うthat節が続く場合があります。これは、感情や意見を述べるときに、「感情」を込めて言う場合に使用されます。

例えば以下のような語句です。

  • funny
  • typical
  • odd
  • strange
  • interesting
  • suprised

  • I’m surprised that he should forget our anniversary.
    (彼が私たちの記念日を忘れるなんて驚きです。)
  • It’s odd that she should leave without saying goodbye.
    (彼女がさようならも言わずに去るのは奇妙ですね。)
  • I find it interesting that they should choose such a unique location for their wedding.
    (彼らが結婚式のためにそんなユニークな場所を選ぶのは興味深いです。)
  • It’s strange that he should act so differently when he’s around her.
    (彼が彼女のそばにいるときにそんなに違う行動をとるのは奇妙です。)

また、この場合も「should」が省略される場合があります。

未来を仮定する「should」

また、「should」には未来を仮定する場合に使われることがあります。

仮定法には「仮定法過去」「仮定法現在」「仮定法未来」などがありますが、「should」を使うと「仮定法未来」に近いニュアンスになります。

仮定法については、以下の記事でも掲載していますので参考にしてください。

ただし、一般的に非現実的な仮定には「should」が使えないので注意が必要です。

  • If it should rain tomorrow, we’ll cancel the picnic.
    (もし(万が一)明日雨が降ったら、ピクニックを中止します。)
  • If he should call, please take a message for me.
    (もし(万が一)彼から電話があったら、私のためにメッセージを受け取ってください。)
  • If she should arrive late, we’ll start the meeting without her.
    (もし(万が一)彼女が遅れて到着したら、彼女なしで会議を始めます。)

いかがでしょうか?

「未来」のこと、かつ「非現実的ではない」ことを表現する場合、上記のように「should」が使われます。

上記の表現は「should」がなくても可能ですが、「should」をつけると「万が一○○だったら」など、きわめて低い推量の仮定としてのニュアンスがあります。

また、上記のような場合、「if」を省略する用法もあります。この場合、「if」が省略され、「should」が文頭に来ます。

  • Should (if)it rain tomorrow, we’ll cancel the picnic.
    (もし明日雨が降ったら、ピクニックを中止します。)
  • Shouldif)he call, please take a message for me.
    (もし彼から電話があったら、私のためにメッセージを受け取ってください。)

「should」は先頭に来ていますが、疑問文ではありませんのでご注意を…

まとめ

大変お疲れさまでした。

本日のまとめです。

「should」の使い方
  • 要求や主張などの語句のあとには、「should」を伴うthat節が続く
  • 感情を表現する形容詞の後にも、「should」を伴うthat節が続く
  • 上記の場合「should」が省略されることがある
  • 「should」には未来を仮定する場合に使われることがある(ただし、「きわめて低い推量」の場合の表現で、「非現実的な仮定」には使えない)
  • 上記の場合「if」を省略し、「shoud」を文頭にもってくることもできる

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた!

ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。