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『should』と『had better』の使い方とニュアンスの違い 徹底解説

どうも、いちあるです。

本日は「had better」について解説していきます。

この単語、どのように皆さんは訳しますか??「○○したほうが良い」と訳される方がほとんどかと思います。

ん…。「should」と似ているな…。と思われた方、注意してください。

実は、「had better」意味合いは「should」に似ているのですが、ニュアンスが全く異なります。「should」と同じノリで使うと誤解を招く場合もあります。

ということで、本日は「should」と「had better」の違いについて解説をしていきたいと思います。

まだ、以下の記事を読まれていない方は参考にしてください。

「had better」をしないと、大変なことに

「had better」は単に「○○したほうがいいよ」と推奨をしているわけではありません。

実はその背景には、一定の危険が潜んでいます。

どういうことかというと、「had better」は、より強い推奨や警告を表す表現で、相手にとって最善の行動を取ることが重要であり、その行動を取らないと望ましくない結果が生じる可能性がある場合に使用されます。

  • You had better finish your homework before going out to play.
    (遊びに行く前に宿題を終えた方が良いですよ。)
  • We had better leave now if we want to catch the train.
    (電車に間に合うなら、今すぐ出発した方が良いです。)
  • She had better study harder if she wants to pass the exam.
    (試験に合格したいなら、もっと一生懸命勉強した方が良いですね。)

さらに以下表を確認してください。

表はスライドできます>>>
例文和訳想定される「望ましくない結果」
You had better finish your homework before going out to play.遊びに行く前に宿題を終えた方が良いですよ。先生に怒られるかもしれませんよ。
We had better leave now if we want to catch the train.電車に間に合うなら、今すぐ出発した方が良いです会議に遅れるかもしれません。
She had better study harder if she wants to pass the exam.試験に合格したいなら、もっと一生懸命勉強した方が良いですね。失敗して再履修することになるかもしれません。

このように、「had better」には「推奨」などの意味合いがありますが、単なるおすすめではなく、「これをしないと、○○が起きるぞ…」とうような意味合いになります。

実際には親が子供に対して使ったりするケースが多いようです。

You had better finish your homework before dinner, or you won’t be able to play outside.
(夕食前に宿題を終えないと、外で遊ぶことができなくなるわよ。)

なお、この「had better」は省略されることが多いです。

「You had better」→「You’d better」

なお、「had better」はhadを使っていますが、現在を表しています。

「should」と「had better」の違いとは

「had better」は前述のとおりですが、「shoud」は比較的柔軟な助言を表現することができます。相手に選択肢を残すようなニュアンスが「should」にはあります。

単なる助言や、おすすめは「should」を使うと覚えておくとよいかもしれません。

【had betterを使うべきシーン】

  • You had better finish your homework before dinner, or you won’t be able to play outside.
    (夕食前に宿題を終えないと、外で遊ぶことができなくなるわよ。)
  • You had better wear your helmet when riding your bike, or you could get hurt.
    (自転車に乗る時はヘルメットを被った方が良いわ、けがをするかもしれないから。)
  • You had better brush your teeth before bed, or you’ll get cavities.
    (寝る前に歯を磨かないと、虫歯になるわよ。)

【shouldを使うべきシーン】

  • You should check out the latest novel by that author. It’s really good!
    (その作家の最新小説をチェックするべきです。本当に良いですよ!)
  • You should visit Kyoto during cherry blossom season. It’s amazing!
    (桜の季節に京都を訪れるべきです。素晴らしいですよ!)
  • You should watch that new movie. It’s getting great reviews!
    (あの新しい映画を見るべきです。評判が良いですよ!)

とくに、「should」を使っておすすめをするようなシーンで「had better」を使ってしまうと、「おすすめ」より「忠告」に近いニュアンスになってしまうため注意が必要です。

まとめ

お疲れさまでした。

それでは本日のまとめです。

「had better」と「should」の違い
  • 「had better」は、より強い推奨や警告を表す表現である
  • 「had better」には「推奨」などの意味合いがありますが、単なるおすすめではなく、「これをしないと、○○が起きるぞ…」とうような意味合いになる
  • 「shoud」は比較的柔軟な助言をする表現で、相手に選択の余地を残す
  • 「should」を使っておすすめをするようなシーンで「had better」を使ってしまうと、「おすすめ」より「忠告」に近いニュアンスになってしまう

本日は少しシンプルな説明でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!

ABOUT ME
ichiaru
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。