- 英語が苦手で外資系に行けるか不安
- 英語力なしで転職できる方法を知りたい
- 英語の勉強をどう進めればいいか悩んでいる
外資系企業で働いてみたいけど、英語が超苦手…。と不安になっていませんか?
英語が苦手だと外資系企業への転職は難しいと思っていませんか?私も同じような悩みを抱えていました。
実際、外資系企業で働くために英語が必須というわけではありません。工夫次第で十分活躍できるんです。
今日は、英語が苦手な方でも外資系企業で成功するための方法や具体的な方法を紹介します。英語が苦手だけれどいつかは外資系に転職をしてみたい…。
40歳手前にして、未経験・他業種の外資系に転職した私の経験を少しシェアしていきたいと思います。
- 外資の仕事と英語の関係性
- 英語ができなくても外資でやっていけるのかどうか
- 外資における英語の重要性
30代中盤より英語学習を始め、TOEICスコアを350→825に向上。2000回以上の英会話レッスンを経て英会話力を習得し、外資系企業に転職。現在もさらなる英会話力向上を目指しています。ブログでは、いままでの学習経験をもとに英語の勉強法などを発信中。
外資系企業で英語ができないと困る理由
外資系企業で働きたいけど英語ができないと悩んでいませんか?英語ができないことで仕事の幅が狭まると感じることもありますよね。
また、外資系企業では英語が求められる場面が多いため、ストレスを感じることもあるでしょう。
しかし、心配しないでください。
「外資系」とは言えど実はそこまで高い英語のスキルを求められる会社ばかりではありません。では実際、英語ができないことで外資系企業での仕事にどのような影響があるか、具体的な事例を紹介していきます。
英語力が求められる場面
外資系企業では、日常的に英語を使う場面が多くあります。例えば、会議やメールのやり取り、顧客対応などが挙げられます。
私の場合、新卒から15年以上日系企業で働き、英語なんて一切使ったことなんてありませんでした。
外資系に入社したときに、主に以下の点で「英語の壁」を感じました。
- 海外とのメール(ほぼ毎日英語を使ってのメールのやり取り)
- 海外ごとのテレコン(一人でも異国人がいれば、英語)
- 教育用のe-lerning(95%英語)
- 教育研修(日本独自のものを除き英語でのやり取り)
私の肌感覚では、おおよそ日常の半分が英語に触れているイメージです。
もちろん、上司や同僚が外国人である場合も多いため、そいういった場合は英語でのコミュニケーションが必須となることが多いです。
日常の報告や相談、例えばこのような場面で英語力が求められることが多いですが、あまり英語ができない人でも、卒なくこなしている人も多くいます。
もちろん、私の会社の中でも英語に不安を感じている人は(私を含めて)多くいると思いますが、ある程度の英語の対策を取れば、一定の不安を解消することができます。
みんなが英語がペラペラというわけではありません。カタコト英語しか話せない人も多くいる中、実際にそれで会話を成り立たせている人などもいます。要は重要なポイントだけ話せればいいんです。
仕事で日常的に使う単語はかなり絞られていますので、事前の準備をしっかりとしておけばそこまで難しいものではありません。
英語力不足がキャリアに与える影響
「英語力が不足していると、キャリアの成長に影響を及ぼすことがるのか??」
正直言うと、答えは「YES」です。
とくに、海外を交えた重要なプロジェクトや問題解決のための会議などへの参加が難しくなる可能性があるわけですから、自分を売り出す機会が激減します。
もうこれは目に見えている事実…。
ただ、実際に英語ができなくとも、日々の行動や本来の専門知識を使って広く業務をサポートする能力があれば、キャリアを築けるチャンスはたくさんあります。
もちろん”ゼロ”の英語力では難しい場面もありますので、最低限のコミニュケーションを理解しておけば、キャリアの幅を広げることが可能になります。
外資系で働くには「英語」が一番重要なわけでは決してありません。
一番優先順位の高い能力は「専門分野」の知識です。そこさえ押さえておけば、普段の業務はある程度こなせるはずですから…。
「英語」はあくまでもおまけのようなものです。
英語力がないことのストレス
とはいうものの、英語ができないことで感じるストレスは大きいです。
海外との会議では、一言も発言できない、質問を受けても回答できない。海外とのやり取りになると仏像のように固まってしまう人も中にはいます。
自分はすでにこの域は脱していますが、このような人を見ていると正直同情してしまいます。
このようなストレスを軽減するためにも、最低限の英語は身に着けておくべきではあることは事実です。
英語ができない外資系社員の成功例
実際、英語ができなくても、外資系企業で成功している人はたくさんいます。
例えば、専門分野の知識を磨く、日本語をメインに使う部署で働くなど、英語が得意でない人でも成果を上げることは難しいことではありません。
もちろん、仕事の中で少しずつ英語に触れ、成長していくことで成功を収めた例も多いですが、決して英語が重要なファクターになっているわけではありません。
まったく英語のできなかった現場のTさん
ある社員は製造として雇われ(組み立てメインの仕事のため英語は使わない)、製造での努力が報われて、管理業務を行う部署へ異動しました。
もちろん、仕事では英語を使ったことはなかったため、英語力には一切自信はありません。
そのため、はじめのうちは、業務上のコミュニケーションはほとんど日本語で行われましたが、製造で培った知識が功を奏し、日本人の同僚から頼りにされる機会が多くなり、問題なく仕事を進めることができました。
さらに、海外とのやり取りをする中で、少しずつ英語に触れることで、自信をつけていき最終的には、英語力も向上し、現在では重要なプロジェクトに参加できるようになりました。
このように、初めから英語が完璧でなくても、努力と工夫で成功することは十分可能です。
英語に触れることで、英語に興味が湧いてきたなんてケースは少なくありません。
成功の鍵となる要素
英語が話せない場合、それでも外資系企業で成功するためには、いくつかの要素が重要です。まず、柔軟な対応力が求められます。
例えば、会話だとうまくコミニュケーションが取れないのであれば、メールでのやり取りをメインにするや、英語のできるサポートをつけるなど、状況に応じて適切に対応することで、英語が苦手でも乗り越えられます。
次に、学び続ける意欲も大切です。
英語が苦手と感じるのであれば、英語が必要な業務の場合は徹底的にサポートに回ります。そうやって、前向きに周囲をサポートして良質な人間関係を築いてください。
「こんな若造から教わりたくない」なんて思ってはダメ!「英語わからないからいろいろと教えてよ!」くらいの広い度量でサポートに徹しましょう。
そして、少なからず外資系では日々の業務のあちらこちらに英語を学べるポイントがあります。日々の業務の中で少しずつ英語を学び、少しずつでいいので英語力を強化することも忘れずに!
英語が苦手でも、自分の得意な分野で活躍することで、結果を出すことができます。これは日系企業でも同じですね!
英語ができないときの戦略
もちろん状況は企業によって異なりますので、以下の戦略の中から自分自身が取れそうな戦略を考えてみてください。
結局は日本人も外国人も同じ人間です。「一生懸命な人」には助けてあげようとする心理が働きます。
- 日本語が主に使われる部署を希望する
- 業務の中で少しずつ英語に触れて英語に慣れる
- 周囲のサポートを受ける
- 自分の強みを活かす
- 柔軟な対応力を身につける
外資で働きたいならまずは英語に挑戦をしてみる
英語が苦手な方でも、外資系企業で成功したいと思うのであれば、少しでも英語の勉強に挑戦したほうがいいです。
昇進が確約されているわけではありませんが、英語ができるだけで間違いなく近道にはなります。
目指すのは流暢な英語ではなく、ビジネスで使える最低限の英語を目指すことで、限られた時間の中で効率的な英語の勉強をするべきだと思います。
組み合わせ勉強法
しかし、今まで英語を学んでこなかった人からしてみると、語学の学習は思いのほか骨の折れるものです。
社会人になると、なかなか時間にとれない…、結婚していたり子供がいたりすればなおさらです。
実際私も、英語を学び始めたのは子供が生まれた前後であったため時間の捻出に思いのほか苦労しました。
そこでおススメしたい勉強法は、いくつかの勉強方法を組み合わせる「組み合わせ勉強法」です。時間のない人はスキマ時間の中ですることができる勉強法を見つけ、小分けでもいいので習慣化にチャレンジしてみてください。
組み合わせの具体例は以下の通りです。
- オンライン英会話の利用
- 英語ニュースの視聴
- 英語の読書を習慣化
- 英語の日記を書く
- 語学アプリの活用
継続には学習計画を建てる
学習計画を立てることで、効率よく英語を学ぶことができます。まず、目標を設定し、それに向けたステップを明確にしましょう。
「TOEICで高得点=英語が話せる」というわけではありませんが、まずはきっかけとして「TOEICで600」を取得するのような目標でもいいと思います。
実際、私も初めはTOEICのハイスコアを目標にし、その結果外資系への転職の武器となったのも事実です。
次に、学習時間を確保することが重要です。毎日のスケジュールに学習時間を組み込み、無理のないペースで進めることがポイントです。
無理のないペースで、少しつずつ毎日継続することが何より大切です。
また、場合によっては定期的に進捗を確認し、必要に応じて再プランニングをすることも大切です。
メモ帳でもよいので期限を設けて勉強時間を記録し、少しずつ前進している実感を自分自身にもたせてあげるとモチベーションを維持しやすいです。
外資で英語ができない人こそ、英語を勉強するメリットが豊富
外資系の企業は英語を使う場面が圧倒的に日系企業に比べると多いです。
実際英語を学ぶことで、昇進のチャンスを得やすくなります。
もちろん、再び転職をする際でも「英語を生かし海外と○○のプロジェクトを進めたりしていた」などのバックグラウンドを生かして成功することも容易です。
ここでいう英語はTOEIC900、英検一級というレベルではなく、あくまでもビジネスで会話を成り立たせるレベルの能力で問題ありません。
ビジネスレベルの英会話能力というと、聞こえは難易度が高く聞こえますが「流暢」に比べればはるかに下のレベルです。
英語力向上によるキャリアアップの可能性
英語力を向上させることで、キャリアアップが見込まれます。
例えば、重要なプロジェクトに参加できるようになったり、海外ミーティングでの進行役を任されたり。
また、英語力があることで、上司や同僚からの信頼を割と簡単に築くことができます。
「うまく利用されているな…」なんてネガティブに思わないでください。
「うまく利用されて」いいんです!
少なからず私はそう思っています!たくさん、いろんな仕事を振られ自身の能力アップに活用できます。
利用されまくって、いつか会社を利用していたことに気が付くでしょう。努力は決して裏切りません!
英語ができることで得られるメリット
英語ができることで、情報収集やネットワーキングの幅も広がります。例えば、海外の最新情報を直接取得できたり、国際的なイベントに参加できるようになります。
これは、何も仕事上の話ではありません。旅行や趣味の活動でも英語が役立ちます。英語ができることで、より多くの人と交流し、世界が広がりますよ。
私の同僚は、英語をきっかけに国際結婚も果たし、幸せな仮定を気づくことができました。
- 海外の最新情報を取(仕事でも趣味でも生かせる)
- 国際的なイベントに参加
- 旅行での利便性向上
職場でのストレスがなくなる
日系企業にしか働いたことのない私にとって、外資系企業で働き始めた際のストレスは測りしれないものでした。
英語で質問されたときの緊張感も半端ないですし、海外出張を指示されたときも然りです。
外資初経験の方は、最初はこのコミニュケーションのストレスに疲弊することも想定しておかなければならいません(併せて転職をしたことに対するストレスもくわわってくるので結構辛かったです)。
この種のストレスは、転職を果たしてしばらく経った今でも付きまとっています。もしかすると外資特有かもしれませんが、これは英語力があることで、仕事がスムーズに進み、ある程度のストレスも軽減されます。
外資に転職をしたいなら転職前までにやるべきこと
今、英語ができなくていつか外資に転職をしたいとお考えの方は、目標を立てて、ある程度英語力を向上させておきます。
これは、転職先にもよりますが、英語で面接が行われることもあるからです。
といっても、自分の意見をある程度言える程度の英会話力で問題ありません。英検やTOEICで問われるような化学や社会問題などの難易度の高い話は通常想定されません(試験ではないですので…)。
具体的な目標設定
できれば、自分で期限を設けて、「○○までに日常会話をマスターする!」など、目標を設定するべきでしょう。具体的な目標設定は、モチベーションが維持するうえで重要だからです。
私の場合、TOEICの試験を受け「800点を超えるまでは転職活動はしない!」としていたので、次のステップに進むべきか否かのタイミングが明白でした。
今思っても、目標設定は学習の継続に貢献していたと実感しています。
効率的な勉強の時間は?
英語学習を始めるタイミングも重要です。最適なタイミングを見つけることで、学習効果を最大化できます。
もし皆さんが忙しい社会人であり、かつプライべートの時間がないのであれば、「朝の勉強」を強くおすすめします!
朝は物音もなくめちゃくちゃ静かで、純粋に自分一人の時間を設けることができます。冬は寒いですが、慣れてしまえばそこまで辛いものではありません。
もちろん向き不向きはあるため強制はできませんが、ご自身の時間の取りやすいタイミングを見つけてみるといいと思います。
英語ができないならまずは「行動」を
いつかはと考えてなかなか行動に移せない人は、何も変わりません。
英語力の向上も具体的な行動が必要です。
いま、勉強をする習慣がない人は、今一度日常的な習慣を見直し、効果的な学習方法を取り入れることで、確実に英語力を伸ばすことができます。
今の時代、効率的な学習ツールは山のようにそろっています。
通勤時間や昼食の時間などのスキマ時間を活用して英語力を強化するのはさほど難しくありません。
コツは、日常にうまく英語を取り入れることです。
毎日の英語学習習慣を作る
例えば、朝の通勤時間に英語の「ポッドキャストを聞く」・「Youtube」を見るも立派な学習方です。
私は通勤時間が長いので、英検用のスクリプトをひたすら聞いたり、洋画ドラマを聞き流したりしています。
10年前まであれば数万円していたようなレベルの英語教材も、ポッドキャストやYoutubeであれば無料でいくらでも見ること・聞くことができます。
うまく活用しない手はありません。
効果的な学習ツールの活用
英語学習には、さまざまなツールを活用することが効果的です。例えば、語学アプリを使って日常的に単語を学習する方法もいいでしょう。
しかし、それ以上におすすめしたいのはオンライン英会話を利用することです。
実際に英語を使って会話する機会を増やすことができます。これにより、リスニングやスピーキングのスキルが向上します。
実際、私の言っている会社でも社員の英会話力の向上にはオンライン英会話スクールが利用されています。
ある程度オンライン英会話で英語力がついた…と感じたら、オンサイト(実際に講師と対面する)のレッスンも取り入れることをおススメします(値段は若干高めのため、金銭的な余裕があればの話ですが)。
その他、アプリを検討中の方は別記事でも紹介しています。
英語力を実践で試す機会を作る
実際に外資に入社している人は容易に英語を実践で試す機会をつくることも可能ですが、日系企業の場合は難しいかもしれません。
ただ、今は語学交換アプリや英会話喫茶などもいたるところで活用できますので、そういった類のプラットフォームを積極的に取り入れてみてください。
今や日本にいながら英会話をマスターした人は山ほどいます。語学交換アプリで外国人の友達を作って定期的に会話をすることで、実践的なスキルを磨くことができます(しかも無料で)。おすすめは「Hello Talk」などが有名なので、容易に外国の人とつながることができます。
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また、英語を使うボランティア活動やイベントを探してみるのもいいと思います。
私は参加したことはありませんが、実際の場面で英語を使う経験を積むことができます。また、これにより、英語力が実際の生活で役立つようもなりますね!
結論:英語力がなくても外資系で働くことは可能
はっきり言うと、英語がなくても外資で働くことは可能です。
私の周りには、まったく英語が話せなくても何とかやっている人が数多くいます。
しかし、やはりそういった人は専門知識が多くあったり、別の面でかなり優秀な人材であることは間違いありません。
とはいうものの、これから転職を考えている人や外資系企業に入社してそれなりのキャリアを稼ぎたいのであれば間違いなく英語は必須であるといえます。
求められる英語のレベルは入社を希望する企業や、分野によって様々ですが、なにも「流暢」を求められているわけではありません。
ある程度の英語力でいいんです。
私もどちらかといえばある程度の英語力で入社し、キャリアを積みながら英語力を磨こうと考えていました。
そしていつかは、流暢に話せるようになり、別のキャリアへ進むことも考えたりしています(実のところ)。
英語を話せるようになれば、見えてくる景色も違ってきます。
そう願って日々勉強を続けています。
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